調律師を目指す青年の成長を描いた「羊と鋼の森」

宮下奈都さんの「羊と鋼の森」を読みました。

こちらは、映画化(山崎賢人さん主演)だけでなく漫画化もされている作品。
第154回直木三十五賞の候補作に選ばれ、第13回本屋大賞で大賞に選ばれています。

「羊と鋼の森」は、ピアノを弾いている方には身近な存在である調律師のお話。
その仕事の奥深さが描かれています。

主人公の外村という青年の仕事へのひたむきさに、調律師という仕事のイメージがガラリと変わり、ピアノの音を自然に例えた表現などが読み手の想像力を掻き立てます。

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