リアル!中学受験塾を舞台にした「二月の勝者-絶対合格の教室-」

友人から、「『二月の勝者』おすすめだよ」というラインがポーンと入り、タイトル的に気になるさっそく検索。

*2018年2月追記。
この回のお話は、1巻に収録されています!

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(1)【電子書籍】[ 高瀬志帆 ]

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(2019/2/28 10:24時点)

「週刊ビッグコミックスピリッツ」で新連載の中学受験マンガ。
中学受験塾を舞台に、講師視点で話が進んでいきます。

塾の内部もまるっとわかるので、中学受験を考えている保護者には参考になりそう(だから、知らせてくれたのか!?友よ!!)

出始めから衝撃的なセリフで始まります。

*「二月の勝者」より引用

君たちが合格できたのは、父親の経済力、母親の狂気

まったくもってその通りだと、思わず頷いてしまいました。
塾はとにかくお金がかかります。
また、母親が必死になってサポートするのは言わずもがな。

うまいこと言うなぁ。
心に響いた。

 

話は入試本番前の塾の様子から始まる

主人公は新人の佐倉先生。
塾名は「桜生ゼミナール」。
これは、早稲田アカデミーがモデルかな?

受験前日の激励会で、(“合格”にちなんだ)五角形の鉛筆を受験生にプレゼント。
先生方は皆、頭に「必勝」と書かれたはちまきをしめています。

*「二月の勝者」より引用

先生方のところには保護者様からの差し入れがたくさん届いており、それに驚く佐倉先生に「差し入れには困らない業界なんで」なんて言う先生も。

驚いたのはこっちですわ!
差し入れしないとダメなの!?

そして、先生方のトークでは、「中学受験塾に就職したからには、子どものメンタルコントロールも勉強してもらわないと」と。
激励会であげた五角形の鉛筆など、小学生には縁起の良いまじない系が効果絶大なんだと説明します。

さらに、中学受験生で第一志望に受かるのは3割程度しかいない事についても触れます。
7割が落ちているというのですから、これは子供には辛い現実です。

その理由としては、持ち偏差値よりも上を狙うから。
そんな中でトップ校に合格するのは1割。

*「二月の勝者」より引用

その1割の合格者は「フェニックス」からと。
これは…サピックスですよね?

一つの塾で6割も出すのはどうしてかと問うと、「一部の出来のいい子を中心にして、下はバッサリ切る授業内容でしょうね」と先輩先生の桂先生。

そこから話は塾のトップ2に移ります。
「あの二人が合格数稼いでくれるから」と言い切っているところに、塾のリアルな姿が見えたような…。

 

翌日。
出社すると、塾のトップ生が号泣しています。
麻布を受験したものの、緊張しすぎで電車の中で吐いてしまい保健室受験。

*「二月の勝者」より引用

ちなみに、こちらの生徒さんは第3志望に合格します。

 

先生達の会議では、現在の合格数について。

その中で、戸倉先生が知っている生徒(木下君)がまだ合格していないという話を聞き、自分も応援に行きたいと言います。

ちなみに、3回目の受験で、最後の合判は50%。
合判80%の学校を勧めるのも、チャレンジしたいと押し切ったのでした。

 

受験日は雪。
校長は電車の遅れで間に合わず、戸倉先生だけの応援に。

一番目立つところで盛り上げようと行くと、そこにはすでに先客が。
なんと噂の「フェニックス」の先生でした。

受験生が続々と到着する中、木下君が真っ青な顔で駆け寄ってきます。
理科の問題でわからないことがあったので質問するのですが、算数担当の戸倉先生にはわからず…。

他の先生がいないことからもパニックになりかけたところを、隣に立っていたフェニックスの先生が助けてくれます。
しかも「個々の学校は水溶液は出るが、さっきの水蒸気はほとんど出ない」というアドバイスまで。

安心した顔で会場に入る木下君。
何もできなかった戸倉先生は、自分は無力だと唇をかみしめます。

 

入試が終わったら、すぐに次の学年の受験に切り替え!

受験終了後、研修をおえて講師として改めて出社した戸倉先生。
そこで、木下君が無事合格した事、校長先生が東京のはずれの校舎に飛ばされたことを知ります。
校長先生た飛ばされた理由は、合格実績が悪かったから。

その代わりの校長としてきたのは、なんと木下君の受験の時に先に応援に来ていたフェニックスの先生でした。
フェニックスを辞めて、桜花にきたのです。
名前は黒木先生。

*「二月の勝者」より引用

 

さっそく、先生たちを集めて会議。
この日は統一合格判定テストが行われる日です。

こちらの漫画は小学6年生の子どもたちにスポットを当てて進行するよう。
「小6の4月というこの時期は、そろそろ偏差値という現実を直視しなくてはならない時期」との事。
具体的な合格判定の出るはじめての試験になると。

*「二月の勝者」より引用

 

佐倉先生の最初の仕事は、テストの試験監督として黒木先生の補佐に着くこと。
教室に行く途中、試験日の応援について触れます。

「雪の中、傘もささずに応援するってすごいな」と褒めると言うと、「だって、仕事ですから」と不思議そうな顔をされます。

さらに、6年生の生徒が1年間に塾に落とす金額は、平均150万。
フェニックスなら200万。
それを考えると雪をかぶることぐらいなんともないと。

「子どもの将来のためにやっているんですよね」と言う戸倉先生に、「子どもの将来を売る場所です」とバッサリ。

さらに、「オープンテストは新規顧客獲得のチャンスです。金脈を獲りに行きますよ」と。

唖然とする戸倉先生。
そんな戸倉先生には構わず、黒木先生は教室に入ると「はじめまして。君たち全員を第一志望校に合格させるためにやってきた」と自己紹介します。

 

まだスタートしたばかりの漫画ですが、中学受験塾の先生が主人公という視点がおもしろい。
塾のリアルな仕事、考えがわかります。

この最初の1話だけでも、受験についての「あるある話」を聞いた感がすごい。
第一希望の合格者は全体の3割程度ってすごい!
怖い!!

教えてくれた友人(正しくは、友人のご主人)に感謝!
この連載、読まさせて頂こうと思います。




 

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