朝日小学生新聞で紹介されていた「ポケット版・『のび太』という生きかた」。
25万部突破との事で、小学生高学年あたりからも読まれている本です。
読んでみて、「なるほど」とその人気の理由に頷きました。
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「のび太」といえば、ご存知、国民的マンガ「ドラえもん」の主人公・野比のび太。
勉強もスポーツもダメ、ルックスもいまいち。
すぐにドラえもんに泣きつく印象が強い、およそ主人公というには規格外ともいえるキャラクターです。
この本は、そんなのび太の生き方について解説したもの。
負け組の代表格のようなイメージがありますが、実はのび太こそ勝ち組だというのです。
読む前までは「どうしてのび太が勝ち組?」といぶかしく思っていましたが、読んでみて「確かに勝ち組だ」と思える理由がたくさんあることを知ります。
見た目とは裏腹に、のび太は人生を上手に歩いている事を、著作者である富山大学名誉教授・横山泰行さんが、独自の解釈で解説しています。