かつてこれほど緊張したことがあっただろうかと思いつつ向かった個人面談!
これまで面談で服装に気を配ったことはないのですが、そこは私立。
保護者会、体育祭と学びましたから、きれいめ系オフィススタイル(?)で行きました。
面談で見かけた他のお母様方の服装は、やはりなきちんとキレイ目系。
ちなみに、お父様の姿も。
場所は教室ではなく個室!?
ビビる母に、先生は優しく椅子(めっちゃ重くて立派な椅子でした)を引いてくださいました。
で、始まる個人面談。
これまで小学校(公立)、四谷大塚と個別面談に臨んできましたが、それ以上に丁寧で細部まで見ていることがわかる、非常に濃厚な15分でした。
先生、ノンストップでしゃべるしゃべる!
タイム的には小学校では5分。
四谷大塚では30分。
中学校15分。
保護者との個人面談前に、生徒それぞれとの個人面談も実施していたことから、時折「花さんはこんなことを言っていました」的に補足してくれたのが印象深かったです。
まずは、学校生活から。
花と仲の良いお友達の名前も挙げつつ、教室での様子を。
係りの活動では積極的にやってくれているので大変助かっていますと、お褒めの言葉を。
何を頑張っているのか、どんな様子で取り組んでいるのか等々…まぁ、細かい。
監視カメラで観ているのかと思うぐらいです。
特に気になる話はなく、楽しく学校生活を送っているようで、授業も真面目に受けている様子。
部活に関しても、とても頑張っているとお褒めの言葉をいただきました。
担任の先生は顧問ではありませんが、顧問の先生からも話を聞いてたようです。
母、ただただ感心です。
リサーチ力、半端ねぇ。
さすが、高いお金を払っているだけあります。
花との面談でもいろいろと先生から質問をしたようですが、母に対しては「中学に入って変わったことはありますか?」でした。
思ってもみなかった質問に、母、しばし無言。
「うーん…そうですね…学校に行くのを楽しんでいます」と、なんとか言葉に(語彙力なし)。
また、学校の事をいろいろと話してくれています的な。
ニコニコと話を聞いていた先生、ここで花が個人面談用に書いたプリントをサッと出しました。
そこには、いろいろな質問項目に対して花の回答が書かれており、中でも目を引いたのが…
「Q月のお小遣いは?」⇒「月4千円」
おいおい、正直にばらしてくれるな。
そこは少し話を盛ってくれていいよ(苦笑)。
というか、クラスの平均が知りたい…。
そんな母の思いを知ってか知らずか、先生は「相談できる人」という質問項目を指さしました。
なんと、回答が「家族」!
この回答に対して先生は絶賛。
家族と答えられるのは、とてもいい傾向なんだとか。
ひたすら照れる母。
そして、ついに学習面について。
まずは数学と理科を褒めつつ「英語と国語をがんばりましょう」。
ですよね!!
花の面談でも、花は国語と英語が嫌いな事を切々と語っていたとか。
受験勉強で英語まで手が回らなかったのも先生は承知しており、「小学校で少しやっているとはいえ、英語は中学からですから」と、今後しっかりやることで十分に英語を好きになることができるとおっしゃってくださいました。
さらに家庭学習では、「英語の宿題だけでなく、1日30分を目安に英語学習に取り組む。言われた事をやるのではなく、自分で決めてやる。半年コツコツ続けることで、英語脳になれます」とのアドバイスをいただきました。
また、国語は大事なので、こちらもなんとかしないと…みたいな。
中間テストでは国語はそこそこいい点数だったのですが、まさか国語に注意警報がでるとは!?
予想外!!
そして、話は進路について。
「えっ、もう!?」とギョッとする母。
花との面談でも、将来はどんな仕事をしたいのかをはなしたのだとか。
花の将来の夢は獣医さん。
その理由についても、先生は聞いていました。
今年の春に、新しい家族としてうさぎちゃんを迎え入れたのですが、1週間ほど体調を崩した時期がありました。
近所で工事をしていたので1日中工事の音でうるさく、それがストレスになっていた様子。
外装工事が終わって内装工事になると静かになったのですが、それに合わせてうさぎちゃんの体調が元に戻りました。
当時、かなり心配して、家にいるときはつきっきり。
エサを食べないので、何か食べやすい物をといろいろと買いあさっりとてんやわんやでした。
そうした事もあってか、花は獣医さんを目指したいと思うようになったようです。
ちなみに、小学生の頃はお医者さん。
「獣医を目指すなら、勉強をがんばらないとね」と、面談で先生は花に言ったそうです。
母も同意。
YouTubeばかり見てないで、勉強に真剣に意識を向けてほしい。
これだけの勉強をしたら、YouTubeを見る…にしてほしい。
今は逆転してるし~!!
受験の時(特に6年秋以降)の覇気…と、までは言わないけど、少しは思い出し欲しい~(泣)。
そんな感じで終わった個人面談。
なかなか濃密な時間でした。
最後、お部屋を出る際に「反抗期で母の言葉を素直にきかないのですが、先生の言葉なら聞いてくれる」と言うと、ぎょっとした顔をされていました。
そして、詳しく話を聞かれる…。
どんだけいい子ちゃんしてるんだ(汗)。
「高校生で反抗期になるよりも楽ですよ。大変ですが、受け止めてあげてください」とは先生からのお言葉。
トゲ付きの剛速球と化している言葉&態度を受け止めるのも大変なんですがね。