*閲覧注意!
あくまでもわが家が感じた感想であり、ネガティブな内容です。
というか、ひがみ!?(笑)
四谷大塚から、妙な封筒が届きました。
花は本科生ではないから届いたのでしょうか?
「進研ゼミ」のマンガをパクっているような内容で、面白半分に読んだら、最終的にイラっとして終わりました。
煽るね~(GACKT様風)。
タイトルは「夢をかなえる!」。
2022年2月の開桜中学校の合格発表から始まります。
主人公は亮くん。
小学4年生の時に全国統一小学生テストを受けたのが、四谷大塚に通塾、中学受験を始めた最初になります。
最初の感動的な合格発表。
開桜中学校って…開成中学と桜蔭中学かな?
ハイレベルなところを出したな~。
〇〇中学、もしくは未来中学とか偽名でいいじゃん。
*ここでイラッと度数10
回想シーンに移り、場面は全国統一小学生テスト。
小学4年生です。
後のページに描写されるカレンダーから、時期は11月と予想。
なぜテストを受けたのかの説明はなしで、亮くんが受けている間、お父さんとお母さんが四谷大塚の保護者会に参加。
そこで、四谷大塚の教育理念について話がされます。
お母さん、「大きな夢」「世界」という言葉にちょっと心が揺れています。
自宅で、科学図鑑に熱中している亮君。
その姿に、お父さんが「中学受験をさせてみたらどうだ?」と、首都圏の受験率の推移とともにお母さんを説得します。
お父さん、詳しいですね…。
もはや確信犯。
で、お父さんの話と、先日受けた全国統一小学生テストの結果、保護者会の話に共感できたことから中学受験を決めるお母さん。
ノリノリです。
もちろん、亮君も二つ返事でOK。
迷いのない笑顔で「うん、僕も挑戦したい!」と。
あっさりだな!!
亮君!!!
こんなもんなのかしら?
わが家は私立中でどんなことができるのか、実際に学校見学をするなどして中学受験への意識をもつための根回ししたけど。
*ここでイラッと度数30
四谷大塚に入塾した亮君。
先生の熱い授業を、「こいつはおもしろいぜ!」といった表情で熱心に受けます。
そして、最初のテスト。
初めてのテストで成績上位に入っている。
理科はほぼ満点。
ってことは、1月なら4年最後の組分けテスト。
2月なら5年の週テスト(5年生から4科目)。
いきなり成績上位ですか!?
喜ぶ亮君のそばで、お母さんの回想シーン。
四谷大塚で言われた、「ポイントは1週間ごとのテストと復習です」。
…で、「できなかったところも、今のうちに復習しちゃおう!」というお母さんの言葉に、亮君も「うん!」とやる気満々。
二人で和気あいあいと見直しです。
うらやましいな!
花は「えー、後でいいよ~」なんて素直にやらない!!
そもそも、1週間のサイクルをこなすのが意外と難しい。
学校や習い事などで、こぼれちゃうんだよね(泣)。
マスターするには時間が足りない花さんです。
*ここでイラッと度数50
そして月日は流れ、お母さんにショックな出来事が。
順調だった成績が下降します。
これは、中学受験あるあるです。
「もしかして、勉強がうまくいってない?」と不安になり、四谷大塚の先生に相談します。
亮君ママの不安に、四谷大塚ティーチャーは自信満々に「心配はいりません」と答えます。
亮君は自分でちゃんとわかっている。
間違えたところを何度も熱心に質問していますと。
「今日からまた一緒に亮君をサポートしていきましょう!」という四谷大塚ティーチャーの言葉に、涙ぐみながら「はい!」と元気になるお母さん。
………
………
………
これって、成績上位者だから?
なんか、美化しすぎ。
個人面談やこれまでの対応からも、ここまで熱い感じは受けないけど?
校舎によるのかな?
*ここでイラッと度数60
またまた月日は流れて、合不合判定テスト。
開桜中学校合格判定が良かったらしく、大喜び。
そこで、亮君は将来の夢を語ります。
中学受験を本気で応援してくれていることへのお礼と、開桜中学校に絶対に合格すると真剣な表情で言います。
…で、合格。
さらに月日は流れて、大人になった亮君が自分の夢を叶えて両親のところに帰ってくるところで終わります。
これを読んだ率直な感想としては…
めちゃくちゃ理想だな!?
中学受験をサポートする親の苦労、舐めてるとしか思えない
…ということ。
現実は、こんなきれいごとですまないでしょう。
つまり、どのご家庭でも修羅場はあるもの。
それがまったくない穏やかな描写にかなりイラッ。
読み終わった直後のイラッと度数は100です。
科学図鑑を好き好んで読んで「将来は研究者になりたい!」と夢を持つ子はそうそういるとしても、亮君みたいに素直に勉強している小学生は一部でしょう。
基本的に、小学生は遊び盛り。
しかも、高学年はギャングエイジ世代。
素直に勉強して、自分から机に向かって勉強しているのは一部!!
部屋に一人にしたらこっそり遊んでいるのが平均的な小学生(怒)
「四谷大塚に入塾したら、うちの子も…」なんて夢を抱かせる。
実際に通っている者としては、恐怖を感じました。
もしも知り合いにこのマンガについて聞かれたら、
「地頭がいい子、もともと成績がいい子、勉強が苦痛に感じない子はそのマンガの通りになると思うけど、大半は違うと思うぞ」
と、鵜呑みにするなとアドバイスします。
しかし…
なによりも衝撃的だったのが、老舗の四谷大塚がこんなちゃちなマンガを作って送っているという事。
作るなら、もう少しリアルな描写でお願いしたい。
中学受験は本当に大変です。
それを、こんな軽い描写でやってほしくない。
先日、まだ通塾してない弟の学年分の漫画が送られてきましたが、4年生版もあったんですね。
塾に入るかと聞かれて、(大して深く考えていない為に)気軽に了承する男の子はそれなりにいる気がしますが、しっかり集中して聞き、おまけに成績上位というのは素晴らしい理想型でしかないような…。進研ゼミの漫画と同じく、殆どの方にとってはファンタジーとして楽しんでもらって、親しみを持ってもらうのが狙いとか??
我が子も、塾は辞めたくないそうですが、それなら集中して聞いてほしい…。
因みに、途中入塾だった場合、高速基礎マスター未習分をガンガンこなしていかないといけないので、時間があったら高速基礎マスターに必死に取り組まないといけない気がします。
正直、高速基礎マスターがなければ5年生からでもいけなくはない気がしますが、この辺の課題があるから4年生からでないと厳しいような。
中学受験、本当に大変なので、もうちょっとリアルな方が確かに参考になるかもしれないですね。この辛い現実を知ると入ってくれなくなるから、それで敢えて多くの方が直面する現実を描かないとか?
tomokoさん、こんにちは!
tomokoさんがおっしゃる通り「ファンタジー」ですね(笑)!
確かに、あまり辛い現実を入れると入らなくなると思います。
でも現実なので、それぐらいの覚悟がないと後で泣くような…引き返せないですからね(ため息)。
もっと別の切り口、見せ方があると思うんですよ。
塾目線ではなく、中学受験を考える親目線で作った方がいいと思うんですよね。
スイッチを押し間違えているよな…。
高速基礎マスター、途中からは大変ですよね…。
花は現在、22日でしたか?算数はノルマをクリアしたのですが、国語がまだクリアしておらず(汗)。
終わるまでお年玉はこちらで預かっている状態です。
クリアしたらお返ししますと(笑)。
なので、ちょっと必死です。