最年少プロ棋士・藤井聡太さんから学ぶ、記憶力の育て方

またまた最年少プロ棋士・藤井聡太七段が、素晴らしい将棋を見せてくれましたね!

昨日17日、大阪の関西将棋会館でおこなわれた新人王戦決勝三番勝負。
第二局で、奨励会に所属する出口若武三段を105手で破るという快挙!

2連勝で初優勝と、新人王最年少記録を、16歳2カ月で達成。
31年ぶりに更新したというのですからすごい。

あまり将棋には詳しくはないのですが、平成最後に新人王にもなったということかな!?

新人王戦、YAMADAチャレンジ杯、加古川青流戦と卒業し、一般棋戦優勝。
次は、タイトル戦でしょうか。

次々と活躍するニュースに、若干ついていけない…。
彗星のごとくですな。

 

藤井聡太さんの活躍で、今、将棋がものすごく注目を集めています。

我が家では本格的な将棋はやっていませんが、オセロと並んで「どうぶつ将棋」をたまにやっているくらい。

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どうぶつ将棋は、幼稚園生の時に遊びに行った「東京おもちゃ美術館」で購入しました。

かわいくて簡単にできるとして、たまにやっています。
将棋をやるおじいちゃんとのコミュニケーションツールとしても活躍しています。

 

藤井聡太さんの話題が盛り上がると、将棋だけでなく、その驚異的な記憶力にも注目されます。

プロ棋士は棋譜を何百と暗記しており、対局中の盤面も数秒で暗記できてしまうほど。
だからこそ、プロ棋士にはそう簡単になることはできず、奨励会に入会するのも至難の業。

まさに天才なんですね。
普通の人とは頭の作りが違う。

 




 

ただ、それは生まれつきというよりも、これまで培ってきた修練の賜物ともいえるものなんだそう。

人が瞬間的に一度に覚えられる情報には限度があり、短期的な記憶はワーキングメモリと呼ばれています。
ワーキングメモリは鍛えることができるのですが、記憶力そのものを鍛えることは無理。
ですから、脳科学的に無数にあるコマの配置を覚えることは不可能と言われています。

では、なぜ棋士の方は棋譜を覚えているのか?

それは、「ストーリー」に仕立てて覚えているからなんだそうです。

棋士の方は、盤面から戦いのストーリーを読み取ることで暗記。
ちなみに、ランダムで並べたコマの配置を記憶するのは無理なのだそうです。

 

なるほどね~と感心させられます。
まるで、中国の三国志のような印象を受けます。
さしずめ、諸葛孔明とか?

ということは、勉強もシンプルに積み重ねが一番。
確かに地頭が良い子供もいますが、使っている子と使っていない子では次第に差がでてきます。

ある教育サイトでは、

良く頭を使う事で覚えやすくなる。
深い認知処理と、浅い認知処理。
脳に負荷がかかると、思考力が必要な作業をするようになる。

…のだとか!?

 

トップクラスの棋士は、その練習量が一般の人とは違います。
地頭が良い…つまりはIQが高い子よりもたくさんの練習をすることで、
いつのまにかIQの高い子を追い抜いていく。

これは、受験などにも同じことが言えそう。

普通レベルの子が必死に勉強し、それを習慣化したことで、受験本番までに大きく飛躍。
勉強を始めた頃には考えられなかった、高偏差値の学校に受かることも珍しくありません。
才能よりも、コツコツ勉強できる習慣が大事なんだと。

 

四谷大塚や早稲田アカデミーの先生方とお話しすると、幼少期からの勉強の習慣が大事だと口を揃えて聞きます。
藤井聡太さんも、テレビのドキュメント番組などで、小さいころからずーっと将棋と向き合っている姿を拝見しています。

驚異的な記憶力というのは、日々の習慣でも作られていくんだなと。
改めて、日々の家庭学習を定着させることの大事さを痛感しました。

毎日、なかなかどうして大変ですが、がんばっていかないといけないなぁ。
藤井聡太さんレベルは厳しいですが、そのストイックな姿を少しでもマネできたらいいな。

今日も、ママ監督、がんばろ~。

 

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