中学受験を経験すると、終わっても2月1日は特別な日になるんだなと、思う今日この頃です。
花も母も12月ぐらいからそわそわしはじめ、「昨年は~…」みたいに語る事が多くなりました。
1月になると、通っている学校の倍率速報をみるなど、やはりソワソワ。
そして、昨日今日と「今日は受験だ!」と朝一で叫び、同級生と遊びに行っています。
それだけ特別な事だったんだなと改めて思います。
花の通う学校は前日まで授業があり、放課後は部活禁止。
昨日から受験期間中はお休みに入っています。
昨年は1日に第1志望校の合格がとれず、2日になんとか合格をいただけました。
1日よりも2日の事のほうが鮮明に覚えており、今日のように清々しい天気だったなぁと。
大学の共通テスト(元センターテスト!?)は天気が悪くなることが多いけど、中学受験は晴れる事が多いのかなとか思ったりして。
そして、なによりも2日の朝、学校近くでつぶやいた花の言葉が忘れられません。
前日、残念な結果に涙は見せなかったものの、青ざめていた花。
午後の受験校の合格がなければ、メンタル的にかなりやばかったと今でもぞっとします。
2回目を受けるべく最寄り駅に降りた時、弱弱しい声で「…行くの、怖いな」とつぶやいた花。
いろいろと送り出しの言葉を考えていたわけですが、咄嗟に出たのは…
「あんなに一生懸命に過去問と向き合ってきた。誰よりもやりこんだ!自信もっていいよ!
それに、花を落とすなんてとんでもない学校だよ!そんな学校、こっちから願い下げだね!」
もー、何様的発言(笑)。
それには花も笑っていました。
「そうだね。花を落とすなんてとんでないね」と、声に元気が戻ったのを感じて、少しほっとしたのを覚えています。
前日と同じように花は受付をして教室に、母は待合室に。
1日は御朱印帳をぎゅっと握って祈っていたのですが、2日は御朱印帳はカバンにいれたままにし、本を読んでいました。
なぜか、そうした方がいい気がしたから。
2回目のテストは1回目よりも倍率が跳ね上がっていましたが、無事に合格。
合格が分かった時は、不思議な感じでした。
今年は、昨年よりも激戦。
昨日今日と、今もこの時間も多くの受験生が戦っている事が、他人事と思えません。
毎年、2月1日は特別な日になるんだなと。
多くの受験生に、サクラが咲くことを願っています。