春期講習も最後の判定テストを持って終了です。
それと同時に、春休みも終わり。
学校が始まります。
短いようで長かったように感じるのは、ひとえに春期講習に通っていたからでしょう。
通ってみて正直「別に受講しなくても良かったんじゃないの?」と思ったりして。
家庭で学習計画を立てて、それに沿ってやった方が良かったのではないか?
特に4年生では、そこまでガツガツしなくてもよかったかな…と。
春期講習というのは、これから始まる1年をより良いものにするための重要な位置づけとされています。
総復習をするには絶好のタイミングとされており、新学期が始まる前にしっかりと苦手を克服し、勢いのあるスタートダッシュにすると。
受験業界では、春期講習で差をつけるといった話もあるほど。
なぜなら、夏季講習や冬期講習は参加率が高く、皆が頑張る期間なので成績を一気に伸ばすのは難しいから。
すなわち、春期講習こそコストパフォーマンス面からも良いと。
春期講習の参加に疑問を感じるのは、まだ4年生の初めだからというのが大きく影響していると思います。
当たり前のように進行していたことからも、何の疑問も持たずに参加したのですが、いざ受けてみて思うところがあり。
春期講習は、復習がメインです。
復習は大事ですが、家で自分でカリキュラムを組んだオーダーメイド式でやったほうが、花も苦手単元をより的確に整理・強化できたかなと思えたわけです。
今回の春期講習の内容を否定はしませんし、良い内容だと思います!
なんだけど…そう思うのですよ。
ある先輩ママ(お子さんは現中2)も同じように思い、新5年生の春期講習は不参加を希望されました。
その理由は、4年生での積み残しを春休みで見直したかったから。
そこで塾に不参加の申し出をしたのですが、
「春期講習への不参加は、遅れに直結します。振り返りがメインとなっていますから大丈夫ですよ」
と、やんわり断られたとか(一応こちらは客なので、申し出が通らないのもおかしな話ですが…)。
で、結局参加したところ、これまでの振り返りはざっくりあっさりしたもので、子どもの弱点補強には程遠いものだったと。
子どもの苦手分野、得意分野半々って感じ。
そもそも、集団塾ですから通り一篇的に済まされてしまう。
春期講習に通う事で時間が拘束された分、やりたかった復習ができないまま新学期を迎えることになってしまったというのです。
この先輩ママが感じたモヤモヤは、今回、私も感じた事でした。
花の弱点に絞り込んだ対策をとった方がよかったかもしれないと。
ただ、やみくもに受講すればいいというわけではないのかもと。
ちなみに、先の述べた先輩ママは後日談があり、「このまま流されるまま受講していても意味がない!」と、今度は強い意志を持って季節講習を断ったのだとか。
6年の夏季講習も続けてキャンセルし、弱点に絞り込んだ勉強をみっちり。
ただし、先輩ママは勉強に関しては素人なので家庭教師にお願いしたそう。
結果、夏休み後の成績は良かったそうで、志望校にも合格しています。
家庭教師にみっちり弱点教科してもらうというのも、確かにありですね!
「塾から出される課題全てに取り組むのが、子どもにとって必ずしも正解なのか?」と考えさせられた今回の春期講習。
極端な例をあげれば、早稲田アカデミーの宿題は多いので、子どもに合わせた取捨選択が必要にあるというのと同じ。
塾が出すすべての課題をやらなければいけないということはないと言っている事からも、季節講習も子供に合わせて選択しても良かったのではないかと。
かといって、四谷大塚では季節講習もカリキュラムの大事な一部になっているので、それを欠席するのも、また勇気があることなのは確かです。
これまで当たり前のようにとらえていた春期講習なので、ある意味では新鮮。
新学期が始まれば、また忙しい通塾の毎日。
これから3年間、みっちり受験勉強をしていくのは、小学生にはハードな日々が始まります。
長丁場になるからこそ、適度な息抜きが必要な学年でもあります。
そうしたことからも、(一定の家庭学習はしたうえで)その前の息抜きとして遊びに力を入れてもよかったかなぁと思ってしまったわけです。
春休みは塾のペースに合わせるのではなく、花のペースに合わせてもよかったかな~。
次は夏期講習がありますが、今度は花とじっくり話し合い、参加するかどうかを決めようと思います。