置き勉解禁で通学の負担減!でも、通塾バックは重いまま…

最近、花の学校準備がめちゃくちゃ早い。
なんでだろうと思って聞いたら、

「先生が置き勉OKって言うから、全部置いてきた!」

と、さわやかな笑顔で言うじゃあーりませんか。

かねてよりランドセルの重さは尋常じゃないとして、置き勉はダメなのか論争があったわけですが、どうやら学校側が受け入れたようです。

つい3月までは、「置き勉はダメです」と言われ持ち帰ってきたのですがね。

習字道具や絵の具、図工で必要とする物など…教科書以外でもたくさんの荷物があったので、置き勉が許可されたのは親としてもうれしい。

子どもの身体に合わない思い荷物を持つのは、健常な発育を阻害するとまで言われています。

事実、腰痛持ちの小学生のなんと多いことか!
小学生が整体院に通っているって異常です。

 

そもそも置き勉が禁止されていた理由としては、勉強は家庭でするものだから、教科書を置きっぱなしにしていたら家庭学習ができない…というもの。

確かにその通りなんですが、実際のところ、やるかといえば…やらないでしょう。
少なくとも学校の教科書を使っては。

ちなみに、私は一度もなし。
忘れているではなくて、市販の参考書などを使っていましたから、教科書なんて家庭学習で使った事がない。

最近の子どもは習い事やら塾やらで忙しいし、そもそも「宿題以外で自主的に教科書開いてやりますか?」という現実。

家庭学習するにしても、通信教育教材やら市販の問題集やら…学校の教科書以外のほうが圧倒的多数でしょう。

 





 

そんな家庭学習状況&健康被害を心配する世論に対して、柔軟に対応する学校もあれば、頑として譲らない学校もあり。

後者に関しては、子どものランドセルが重いとして対策を求める意見を寄せるなど、世の母は動いたわけです。

テレビのワイドショーなどでも取り上げられるようになり、やっと文科省が動き出し、全国の教育委員会に通知したと。
本当に良かったと思います。

 

脱ゆとり教育ということからも、小中学校で教科書のページ数が増加し、副読本なども追加され、子ども達がもつかばんはどんどん重くなりました。

教科書を出版している大手「東京書籍」によると、40年前の教科書(小学3年の国語・算数・理科・社会)は約990gだったけど、現在は約2,150gと2倍以上に増えているといった情報も。

ランドセルメーカーのセイバンが、全国の小学生がどれくらいの荷物を背負って通学しているのかを調査(2018年3月/2,000人対象)したところ、最も重い日で平均4,7キロランドセル込みなら6キロという結果が出たとか。

学年があがるほど荷物が増えるので、1年生は平均3.7キロだったのが、6年生は平均5.4キロ。

ちなみに、知り合いの私立小学校に通っているお友達(当時3年生)は、最高で10キロという驚くべき話をしていました。
あまりに重いので計ってみたと…。

毎日、お米10キロ担いでいるようなもの!!

 

さらに、小学生の約3割がランドセルを背負う事で痛みを感じるようになったという結果もでています。

その割合、およそ3割!
ほとんどが首回りだったとか。

子どもの事を考えず、ただ教材だけを増やしていく…。

それを受け取る子どもの事、当然増える教科書の重さが成長期である小学生にどれだけ影響を与えるのかを考慮しなかった結果といえます。

 

置き勉が許可されることで子供たちへの体への負担だけでなく、「もしもの時」の状況も変わる可能性があると言われています。

ランドセルが鉄の塊のように重いと、登下校時に車が突っ込んできたり物が飛んできたりした際に、とっさに避けるといった行動が取りにくくなります。

また、変質者を見かけたときに逃げにくいといった事も。

こうしたもしもの事を考えても、ランドセルは軽い方がいいという話もあったそうな。
考えてみればその通りです!

 

文科省が動いたことで、置き勉が解禁されたわけですが、もう一つ改善してほしいところがあります。

それは…

四谷大塚のカバン(ミキハウス製)

 

テキスト類も重いのに、カバン自体もかなりズシリとくる。
最初、持った時はびっくりしたもんだ。

ミキハウスというブランド力によるすばらしいバックなのはわかりますが、重すぎるのはいただけない。

昨夜、なにげにカバンの重さ(3教科・教科書&ノート込み)を計ったら、お弁当と水筒抜きで3.8キロ!
どう考えても重いでしょ、コレ…。

どうかお願い。

四谷大塚さんにはカバンの軽量化を進めていただきたいです。
全国的にもカバンの重さが問題になっているのだから、そこに重たいカバンを推奨しないでほしい。

というか、ミキハウスもランドセル販売していますよね?

ランドセルと言えば軽量モデルが人気。
四谷大塚のカバンも軽量化するべく頑張っていただきたいものです。

 

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“置き勉解禁で通学の負担減!でも、通塾バックは重いまま…” への2件の返信

  1. 初めまして。こんにちは。
    いつもブログ拝見させていただいています。
    私の娘も小4で四谷大塚に通っています。
    通塾かばん、重いですよね…。小3のリトルから通っていたので、小4のかばんの重さにびっくりします。
    うちでは、国算の予習シリーズ&演問を裁断分解しました。単元ごとに持って行っています。
    それでも、3.5kgくらいはありますが…。

    1. ミリィさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。

      裁断しちゃいましたか!?

      それ、私も考えました。
      少しでも軽くするためには、バラして持ってくのがいいんじゃないかと!

      思う事は一緒ですね。
      そんなこと思うのは私ぐらいかと思っていたので嬉しいです(笑)。

      せめてかばんを軽くしてほしいですよね~…。
      四谷大塚で働く方がこのブログを読んでいたら、是非上に掛け合っていただきたいぐらいです!
      それで生徒さんも増えるかもしれないし!(笑)。

      これから通塾日数が増え、教材も増えるかもとなるとさらに重くなりますから、ますます恐ろしいですね。

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