先日、4年生初の授業参観がありました。
教科は国語。
正直いって、3年生の授業参観がお粗末(発表会形式ばかり)だったので、あまり期待しないで参加。
とはいえ、「さすがに4年生なのだから、それなりの授業をするだろう」と淡い期待を抱き…。
が…
そんな淡い期待もあっさり裏切られました。
なんという事でしょう…
どういうことでしょう…
国語の授業内容は、皆で音読!
グループで前に出て、一人当たり2~3行を読むだけ!!
そして最後、読み終わったら、
「みんなの音読を聞いてどうだったかな?」
と感想を求めて授業終了。
母、呆然。
えっと…
これは…
小学1年生のクラスかな?
音読は大事です。
それは、十分理解しているつもりです。
でもね、これは違うと思う!
4年生だよね!?
1年生じゃないよね!!!
あまりに程度が低く、怒り心頭。
バカバカしく、その後の懇談会では始終能面のようなお顔でした。
なんですの?
あのレベルの低い授業は?
はぁ?????
ちなみに、花の授業態度はめっちゃつまらなそうなものでした。
四谷大塚や理科実験教室の授業はおもしろいというのもうなずけます。
まぁ、いつもこんな授業をしているのではないであろうとは思いますが、レベル的にはあまり変わらないのではないと危惧。
いつでも授業を見に来て言いうのが学校のスタンスなので、今度、授業参観以外で、母一人で見に行こうかと本気で思案中です。
母が子供の頃の授業参観といえば、親は後ろや廊下でシーンと静かに見ていて、先生は子ども達の緊張をほぐすように、いつもよりかはちょっと丁寧な授業(!?)をしていたものです。
なんだか、最近の授業は先生の指導力を見せないようにしているようにしか思えない。
そんなに自信がないのでしょうか?
モンスターというようなお母さんが多いのでしょうか?
正直、(子供には申し訳ないが)仕事を休んでまで行く価値はないと思いました。
一応、教員免許を取得したプロなのですから、プロらしく堂々としていてほしい。
先生方の逃げの姿勢にもみえる今の授業をみていると、失望はもちろんですが、小学校受験をしておけばよかったと悔やまずにいられません。
6年間は地元で友達をたくさん作って、幼少時の思い出をいっぱいつくってほしい。
外部に出て、世間の波にもまれるのは中学からでいい…と考えていた自分を呪ってしまいそうです。
今回の授業参観ではっきりしました。
もう学校に、勉強への期待はしません。
勉強は塾で。
中学受験をやめることになっても、塾通いはやめてはいけないなと痛感。
学校は、お友達との関りを求めるだけにしておこうと(改めて)思いました。
そんなふうに悶々としていたら、同じように悶々としていたママさんが集合。
類は友を呼ぶ?
「公立はこんなもんかと…もうあきらめたわ。
中学も公立の予定だったけど、ちょっと考えちゃうよね。
このまま学校だけの勉強だと、確実に高校受験がやばいと感じた!」
「いうなれば、お子さんは楽しく勉強していますよ的なアピールでしょ?
先生はさ、不足しているのは私(先生)の力量ですっていうのを
知らず知らずにアピールしているのに気が付いていないんでしょ」
「昨年の授業参観は合同発表会だったけど、あれって新任の先生の指導力を隠すためでしょ?
みんな若かったもんね!」
「国語や算数の教え方を観たいんだけどね、毎回見せてくれない」
そんなネガティブな話が占める中、明るい話も…
「うちの今年の先生はよかったよ。
ベテランの先生だからかもしれないけど、親も引き込まれるように授業を聞いていた」
うーん…
やっぱり先生によって差があるのか!?
まるでくじ引きのよう。
そんなんで子どもの1年が決まってしまうのも恐ろしいです。
ただ、気になる話もありました。
友人に先生がいるというママさん。
「今は一人一人が発言しなくてもいい授業形式を選ぶ傾向にあるみたいだよ。
いわゆる平等化らしい」
あ~…
「うちの子にも発言させてよ」的なモンスターママ対策かな?
ちらりと耳にしたことはあります。
全員が発言なんてできるわけないのだから、別に平等化なんて意識しなくていいのに。
発言を求めるママがいるなら、どうぞどうぞ、そのお方のお子さんを優先してあげてくださいと言いたい。
それよりも、普通の、いつもの授業がみたい!!
今回の授業参観での衝撃は、3年生の時以上でした。
さすがに高学年ともなると、しっかりとした授業をしてほしい。
保護者のご機嫌をうかがうような授業参観ならしなくて結構です。