【四谷大塚】4年7月学年別父母会(中学受験の基礎知識、算数のポイント)

子どもたちが組分けテストを受けている間は、保護者会。
毎度おなじみの会場に向かい、資料を受け取ります。

今回は、第1回合不合判定による学校偏差値の資料付き。

男女別にまとめてあることからも、受付で男の子か女の子かを申告。
男子は白、女子は赤。

今回の保護者会は、これまでの保護者会とはちょっと内容が違いました。

算数について寄せられる質問に答える以外、国・理・社の話はなし。
資料には、雑誌からプリントしてきたものも。

テーマ通り、中学受験とはなんぞや?

…という内容。

 

最初に、「配布資料には記載されていないのですが…」という前置きの元、次回の組分けテストからSコースが加わる話が。

現在のCコースの上位層がSコースに入り、現在のBコース上位がCコースに入る…といったイメージだと説明あり。

 




 

アンケート!気になる「隣の受験事情」

資料を基にお話が進んでいくのですが、最初はアンケート結果から。
(一番回答数の多いのだけピックアップ)

Q:第一志望校について
4年生…漠然と希望校がある70%
5年生…漠然と希望校がある58%
6年生…具体的に決まっている48%

Q:勉強時間が一番長い科目
4年生…算数91%
5年生…算数85%
6年生…算数85%

Q:勉強時間が一番短い科目
4年生…社会と理科、それぞれ38%
5年生…国語61%
6年生…国語52%

Q:日々の勉強時間
4年生…平日1.5~2時間、休日2~4時間
5年生…平日2~4時間、休日4~6時間
6年生…平日4時間以上、休日2~4時間

Q:睡眠時間
4年生…平日8~9時間、休日9時間以上
5年生…平日7~8時間、休日8~9時間
6年生…平日7~8時間、休日7~9時間

勉強時間の短い科目一番が国語とは!?
国語苦手ガールの花からしてみると、うらやましい。

しかし、やっぱり算数が一番力を入れている部分なんだなと、今更ながらに思ったりして。

 

「偏差値」から考える受験校

次に、中学受験の基礎知識について。
こちらは、6年生の資料より抜粋しているとか!?

良く使う用語「偏差値」と「80/50偏差値校」の意味について説明。

「偏差値」とは、入試問題の難易度を表したものではなく、志望校の合格のしやすさを数値化したもの。
いわゆる“人気順”という考え方のもの。
偏差値が高くても、問題は標準的な学校もあれば、その逆のケースもあると。

これは、わかる気がします!

学校説明会で入試問題を頂いてみたときに、わりかし偏差値が高い学校の問題が、そんなに難しくないのに驚いたことがありますから。

「80/50偏差値校」とは、合不合判定テストなどの結果からみる、合格可能性。
まぁ、基本的には80%偏差値表で見ますよね…。

 

入試日程にも触れ、埼玉県は1月10日から、千葉県が1月20日から、神奈川と東京が2月1日から、公立中高一貫校は2月3日が試験日。

神奈川県や東京の受験生は、本番前のお試し受験として、埼玉の栄東を受ける人が多数いると。

こちらは入試人数の規模が多く、毎年数千といった申し込みがあるそうです。
真剣勝負の空気を感じることができ、かつ成績順位などのデータもあるそうなので最適なんだとか。

いやはや…こちらを本命にしている方からしてみれば、いい迷惑?

 

受験校の決定時期は、6年生の11月におこなわれる個人面談において。
ここで、受験校を決定すると。

偏差値は一般的に±3~5の揺れ幅があるので、9月~12月の間におこなわれる合不合判定テスト(3回~6回の合計4回分)における偏差値の平均から「チャレンジ校」「実力適正校」「安全校」とランク分け。

チャレンジ校…+5~
実力適正校…-5~+5
安全校…~-5

各ランクから最低でも1校ずつ、併願校を選んで日程化。
ランクが偏ると、直前期のモチベーションが保ちにくくなるので注意が必要と。

ちなみに、このランク分けは、4年生であれば組分けテストで判断してもいいのだそうです。

 

保護者から寄せられた算数あれこれ

最後に、算数について。
よく保護者の方から寄せられる質問についての回答でした。

・計算力はとても大事なので、できれば暗算ですばやく正確にできるようにする。
・基本をよく覚えることで、工夫して楽をする
・テストのケアレスミスを分析する
・基本問題は時間を決めて、短い時間設定の中ですばやく計算できるようにする。
・応用力を鍛えるには、自分で考える気持ちを持つことが大事。
・図形の問題を克服するには、公式(ルール)を使いこなせるようにする。

9月以降は「数の感覚」を身につけていくので、夏休みの間にその予習はしておいてくださいとの事でした。
そうですよね…(汗)。

 

その答えは「成長期だから!」だった

今回も、貴重なアドバイスを頂いた保護者会でした。
特に、体調面に関しての話にはハッとさせられました。

成長期なので、体の成長にエネルギーが大量に使われているので、「眠い」「疲れた」という状態になりやすい。
ですから、「怠けているのかしら?」なんて思わないでくださいねと。

確かに思い当たる節あり!!

最近の花さんは、「眠い」と口にすることがやたらと増えており、学校から帰るとコテンと寝てしまう事もしばしば。

夜更かしもせず、睡眠はとれているのに。
こんなにお昼寝を必要とする子ではなかったんだけどな~と不思議に思っていたんですよね。

ちょっと不安だったのですが、先生からのその話にホッと一安心。

確かに、ここ1年で身長が一気に10センチは伸びたしな…。
胸も出てきたし、そろそろ生理も始まるだろうし。
体が急激に変化してきているから、使う体力も半端ないのかもしれません。

正直「気合が入っとらん!」という気持ちもあったのですが、成長過程によるものであれば気合以前の問題。
眠い時はしっかりと休めるように、親の方でしっかりと気を付けてあげないといけませんね。

 

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“【四谷大塚】4年7月学年別父母会(中学受験の基礎知識、算数のポイント)” への2件の返信

  1. バタバタして、すっかりご無沙汰してしまいましたが、いかがお過ごしですか?
    ちょこちょこ拝見して、これはお伝えしなければとか思う事もありながらも機会を逃し、久しぶりに拝見したら読み逃した記事を発券しました。

    通っていらっしゃる校舎、本当に保護者会の内容が毎回違って、内容が濃くて素晴らしい!!我が子が通っている校舎も、色々頑張ってくださるのを感じますが、本当にどこの校舎はこれが凄いとか色々あるのでしょうね。

    第一志望、4年生の方が漠然と決まっている率が高いのにビックリしました。最初は高めに考えて、段々現実を見て考えるとかかもしれないと思うと恐ろしい…。

    算数、ある共学校で「国語は皆さん出来るので、算数で差がつきます。」とおっしゃっていらしたのを聞いて、算数で差がつくのは知っていても、上位校だと国語は出来て当たり前なのかとびっくりしました。

    我が子も国語が出来ないのですが、いざとなったら算数だけの学校もあるしと思って、つい算数に力を入れがちです。

    とりとめのないコメントになってしまいましたが、また別記事にもコメントさせてください。

    1. tomokoさん、こんにちは!

      「漠然と決まっている」から現実を見なくてはいけない学年になると思うと、本当に怖いですよね。

      国語は皆さんできている!?
      国語苦手ガールの花には恐怖の一言ですね!?
      おなじくびっくりです!!

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