「海の日」に開催された、第20回神奈川全私学展(中・高)。
神奈川県内の全私学(中高)140校が参加するという、前回参加の神奈川全私立中学説明会よりも規模が大きい!
ちなみに、これより前の6月15日(土)には、同じパシフィコ横浜にて神奈川県内の公立高校が集まった「全公立展」がおこなわれています。
こちらも毎年、相当な来場者数になる(昨年度は3万9千人だったとか!?)一大イベントです。
主催は神奈川県私立中学高等学校協会。
神奈川県、神奈川県教育委員会、神奈川県の高校展実行委員会。神奈川県私学保護者回連合会が後援。
もちろん、入場無料。
会場となるパシフィコ横浜周辺では、第20回神奈川全私学展(中・高)の手提げ袋を持った方を多数見かけるほど。
学校見学とは違うので、服装もラフな格好の方が多数。
スーツなどのカッチリ系の服装は、ほとんどみませんでした。
そういう意味でも来場しやすい。
制服姿の学生さんも多く見かけたのですが、ステージに出ていた生徒さんでしょうか。
多彩なイベント内容
会場内には、各校のブースだけでなく、以下のブースも。
小学生家族だけでなく、中学生家族もわんさかとものすごい混雑状態になっていました。
・制服展
・校章パネル展
・部活動写真展
・保護者のための講演会
・参加校資料コーナー
・参加校による5分間スピーチ(アネックスホール)
・学費支援相談コーナー
どこも大変な賑わいようです。
歩くのも一苦労。
お目当ては制服!一堂にみれるチャンス
我が家の今回の一番の来場目的は、制服。
各学校の制服が展示されているのを見てみたいと。
なにせ、学校見学ではサラリとしかみませんし、時間が空くので記憶も定かではなく…。
一度に見れるのはこの場は、写真も撮りやすく比較検討もしやすかったです。
が!
やっぱり混雑。
もう、写真撮るのも一苦労でした。
一列に並んで横に進んでいるみたいな?
生の現場の声が聴ける!?各学校ブース
各校ブースでは、参加140校が83ブースに分かれてそれぞれの学校の魅力・特色をアピール!
学校のパンフレットや資料を配布、学校行事等の展時。
学校の先生方がいらっしゃることからも、直接お話しを聞けるのは大きなメリットです。
それぞれの学校の展示の様子や先生方の雰囲気の違いから、学校のカラーを感じ取ることができると、一度に多数の学校を知ることができます。
スケジュール的にも限りがある学校見学の選定を、効率的におこなう手助けにもなります。
このブースに関しては学校によって混雑しているところとガラガラなのと違いが…。
人気の差をまざまざと見たような…。
部活動の様子を見るならステージイベントと写真展
生徒による発表ステージイベントが行われている特設ステージでは、神奈川全私立中学説明会よりも大きく目立つところに作られており、こちらもたくさんの方が集まっていました。
ただ、混雑しているわりには、意外と椅子は空いていました。
お目当ての学校次第で、人の流れが変わるんでしょうね。
吹奏楽、バトン、チア、武道などなど…各学校の部活の演技や演奏を拝見。
全公立展ではこうしたステージイベントは特には無いようなので、そこに私学との差を感じる方も多いかもしれません。
さすが私学は華やか(費用がかかることはある)と、改めて思ったりして。
ちなみに、写真撮影は基本的にNG。
参加される生徒さんの保護者や、許可をもらっている人だけになります。
部活動については、ステージだけでなく部活動写真も公開されているので、こちらもチェックしておきたいところ。
中高時代は部活動も、充実した学校生活を送る大事なポイントになりますから。
写真から、イメージ!
保護者向け!デリケートな話&シビアな話
どうしても高額の学費が必要になる私学。
ということからか、「学費支援相談コーナー」もあり賑わっていました。
また、私立への理解を深めるものとしておこなわれていた保護者向けの講演会も興味深い内容。
「公立・私立の違いと私立高校受験」とか「県内私立高校への公的支援制度」「私立中高一貫教育の魅力と私立中学校受験」など、午前と午後と2回ずつ。
各30分と長すぎず短か過ぎずの内容なので、ステージイベントなどと合わせて効率的に聞けます。
万単位の入場者だからこそのお願い
後から知ったことなのですが、「横浜市立中学校の生徒、保護者の皆様へ」というお願いがネット上では記載されていたようです。
混雑緩和対策として、午前入場と午後入場の分散入場への協力願い。
見たい学校のステージイベントの時間もあるので、できる限りのお願いとされていましたが…これは難しいでしょう。
それなら、事前ネット予約で午前と午後とで申し込みをするしかないと思う。
予定もあるので、なかなか厳しいのではないだろうか。
昨年度は、3万6千という数の入場者数でしたが、今年もそれくらいの人数はあったのではないでしょうか。
中学受験への注目度も高くなっていることからも、もしかしたらもっと増えていてもおかしくない!?
それだけの熱気はありましたからね…。