一人部屋学習 or リビング学習!我が家の見極めポイントはコレ

一人部屋はあるけれども、勉強はもっぱらリビングでやっている花さん。

母が子どもの頃は小学校入学とともに勉強デスクを買ったものですが、今はそうでもない。

リビング学習が一般的になっている事、成長によって机が合わなくなる(主にデザイン)事からも、中学年や高学年になってから購入される方が多く見られます。

我が家でも、勉強机は自室でやるようになってからと、今はまだ母が使っている渋いブラウンのデスクを置いています。

一時期、自室でやるようになり、「そろそろ机を買わないといけないかな…」と思っていたのですが、先月の組分けテストの結果から、母の完全監修によるリビング学習に戻っています。

リビング学習が声高に言われ始めたのはいつの頃からでしょうか?
平成に入ってからでしょうか。

ちなみに我が家は、教育者として名高い陰山秀男先生が雑誌で語っていた話を読み、「勉強するなら、まずはリビングだね」と意識するようになりました。

 

リビング学習のメリットとは?

リビング学習の良いところは、子どもが安心して勉強に取り組めることです。

特に、これまでどこに行くにも何をするにも親子ワンセットだった元未就学児である小学1年生。
学年が低いほど、リビング学習は最適なものとなりましょう。

なぜなら、この年齢はまだまだ怖がりさんで、外で一人で頑張ってきた分、帰ってきたらママに甘えたいから!

一人で部屋にこもって勉強するというのはハードルが高い。
シーンとした部屋に一人でいると不安も大きく、勉強への集中力もだだ下がりです。
それよりも、ママや兄弟など家族がいるリビングの方が安心して勉強に取り組めるというものです。

また、コミュケーションの面でも、双方から見て最高。
なかなか勉強を始めないのを促したり、すぐに自主休憩に入るのを阻止。
わからない事に対して、すぐに質問・解説ができます。

ママも家事の合間に見れるので効率的。
自室に付き添っていたら母は何もできません。

 





 

自室で勉強…こんなケースには要注意!

これが中学年・高学年と年齢が上がってくると変わってきます。
精神的にも自我が強くなるので、自室で一人で勉強したいという気持ちを持つように。

これはこれで、とても良い事です。
リビング学習の卒業でしょう!
母としても、両手バンザイです。

自分から進んで意欲的に勉強してくれるほど、嬉しいことはありませんからね。

 

が…

このリビング学習からの卒業希望。
勉強が好きな子や、勉強する必要性がわかっている子は大丈夫でしょう。
でも、そうでないなら要注意!

子どもが言う(希望する)だけで、あっさりOKしてしまうのは危ないです。

なぜなら、子どもは「真面目にやる」と言っても、いざ一人になると甘え心が芽生えてしまいやすいからです。

 

リビング学習から自室への切り上げ時は、母が子どもの特性や普段の勉強姿勢から判断するのが良し。

以下のような事が見られた場合は、自室での勉強からリビングに戻した方がいいです。

パターン1

子どもが問題集に取り組んでいた。
数時間後、部屋を訪れ問題集を見てみると、問題集は1ページしか終わっていない。

思わず時計が壊れていないか確認する母。

→休憩ばかりで進まない、もしくは自分一人では解くのが難しく解説が必要

パターン2

子どもが算数の問題集に取り組んでいた。
数時間後、部屋を訪れ問題集を見てみると、問題の答えは記入されていたけれども、途中式や書き直した形跡がない。

これは怪しいと「どうやって解いたのか?」と問うと、しどろもどろで答えられない。

その様子に母、怒りメーターぐんぐん上昇。

→丸写しの可能性が大

ちなみに、パターン2の丸写しですが、子どもは丸写しを悪い事だとは思っていないのがほとんど。

なぜなら、わからないから見ただけだから。
調べるために見たという感じ?

 

これらの傾向がみられる場合は、個室に一人にしてはいけない。
子どものを信用するとかしかないとかとは、また違う話です。

本人はまじめにやっているつもりですから!
母と子の思い描く達成量とスピードに差があるだけなんです。

花はパターン1の傾向が強く…。

しかも、「わからないから」と最初からテキストを見て調べてしまう事も。
それじゃわかっていないところのあぶり出しができないとして、これまた一人学習はまだ無理と判断されました。

 

リビング学習は、テーブルを占拠されるのでなかなか大変です。

低学年の時は量も少なかったのでそう感じませんでしたが、4年生以降は4教科の勉強となり、途中で食事になることも。
いちいちテキスト類をどかして消しゴムかすを集めて拭いて…と、やるのは大変です。

なので、我が家では、テーブルを2ヵ所確保。

勉強時はきちんと座ってできる体制のほうがいいということで椅子があるダイニングテーブルは勉強用に、そばにあるソファ&テーブルのところで食事をとる様にしました。

いちいち片付けなくていいので楽ちん♪
休憩のメリハリもついて、意外といい感じです。

 

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