夏休みに夏期講習を受けなかった一番の理由は、一番に仕事との兼ね合いからでした。
とてもじゃないけど、期間が長すぎて有給が吹っ飛んでしまう。
会社のお盆休みもあるので、ほぼ1カ月休みなってしまう(汗)。
社会保険なので、1ヵ月の就業時間が決まっていますから無理。
また、これとは別に理由が2つ。
オールマイティよりもピンポイント学習
一つは春期講習の必要性をあまり感じなかったこと。
まだ4年生である事、苦手単元と得意な単元と分かれていたので、まんべんなくおこなう春期講習は花には合わなかったように感じたのです。
それなら、苦手分野に力を入れたほうがいいと。
…まぁ、結果としては苦手分野の克服(理科)にはならなかったけれども、日々の調子に合わせて取捨選択できたのは、花も母も安心感はあったと思います。
見直し期間がほしい
もう一つは、ゴールデンウィーク前にあった組分けテスト。
ゴールデンウィークという1週間の休みを得たことで、すぐに次のターンに入ることなく、ちょっと勉強の整理ができたというのがよかった。
できれば、組分けテスト後の1週間は見直し期間に設定してほしいと思ったほどです。
なので、夏休みという長期間。
四谷大塚から少し距離をとって勉強したいという気持ちがムクムクと…。
実際に夏期講習欠席届を出すには勇気がいる
こうした理由から夏期講習を欠席することに決めたのですが、これには花も同意。
花も、四谷大塚の塾のスピードに、少し疲れを感じていたようです。
先生の授業もおもしろいし、友達と会えるのも楽しい。
でも、目まぐるしく感じていたのでしょう。
とはいえど!
やっぱり夏期講習の欠席届を出すのは、なかなかの勇気が…。
夏期講習を受けないとなると、すべて自分で勉強管理をしなければいけません。
主に、母。
うまく舵取りをとれるか同化の心配もありましたし、なによりも先生から「差をつけられやすい」という言葉があったのも不安要素でした。
欠席届を出す直前まで、うじうじしていたものです。
夏休みの家庭学習…学習計画管理が大変
夏休み中、四谷大塚だけでなく日能研の通塾バックを抱えて歩いている生徒さんを見るたびに、ちょっと焦りの気持ちがあったのは確かでした。
でも、あえてそこは考えないようにし、まずはその日の学習内容と時間を絶対にこなす事に意識を向けるようにしました。
「なにがなんでもやる!」です。
母の気迫が花にも伝わったのか、夏休み中にやりたいと思っていた学習の7割は達成できました。
ただ、身になったかというと、それは…うーん…3割から5割?
早く終わらせたいという気持ちからも、適当にやっている部分がみられました。
集中力がないので、身につかないのですね。
まぁ、これは夏期講習を受けても同じだったと思います。
とにかく、夏休みという長期間における学習管理は大変。
後半は、親も気力が尽きかけていて、ダレていました。
そのせいか、後期算数の予習でやろうと考えていた単元をすっかり忘れてしまったり。
そうしたことから後半では焦ることもありましたが、トータルでみると、そこそこ勉強はできたのではないかと思っています。
身になっているかは別として!!(←甘い?)。
精神的に落ち着けた
家庭での学習計画管理は大変でしたが、精神的にはいったん落ち着けました。
嵐のように「次はーーー!!」となっていた通塾。
時間に間に合うように毎日が必死でした。
そこから解放されたのは、精神的には大きなプラスになりました。
長い受験期間ですから、たまにゆっくりと自分のペースで進めていくのはいいなと。
その成果か、夏休み明けの公開組分けテスト結果で理科が散々だったのに、荒れることなく静かに受け止めていました。
「ここがダメだから、復習しないとね」と。
テストは、自分の理解していないところを見つけるもの。
これは当たり前の事ですが、ついつい点数に目が行ってしまう。
これまでなかなかできなかったのですが、今回は、点数よりも内容に目が向けられました。
これも夏休み効果かなと思ったりして。
競争もいいけど、時には離れて気持ちや状況を整理するのもいいかなと。
テスト結果はそこまで良いものではありませんでしたが、本人なりにがんばりました。
来年の夏休みはどうすのかというと、それはまだまだわからない。
4年生だったから、夏期講習不参加でも乗り切れた(?)部分は大きいと思いますから。
ともすれど!
夏休みという充電期間を経たので、冬休みまでまた突っ走れるかな!?
ますます勉強が難しくなるので、気持ちを新たに頑張っていこうと思います。