毎年、お正月明けには七草がゆ。
…とはいえど!
仕事始め&新学期のバタバタで、食べているんだか食べていなんだかよくわからない。
今年も朝ではなく夕食です(がくっ)。
今年は、しっかり(?)と調理前に花にレクチャーして食べました。
四谷大塚の理科の先生も「春の七草は絶対に暗記です!」と言ってたし、リアルな春の七草なんてこの時期にしか見れない。
正月明けの大事な行事育です。
ということで、スーパーでパック売りを購入。
七草を手に取る花さん。
「すずしろとすずな、はこべら、ごぎょうはすぐにわかるけど…せりとなずな、ほとけのざがわかりにくいね!」
母もちょっと首をひねり…。
葉が元気がない事、ほんのちょろっとした部分だけなので判別に自信なし。
ここで「これはこれや!!」とビシッと決めないと母の威厳がない!?
なんて思っていたら、パッケージの隅に注意書きが…
「ほとけのざにはヤブタビラコまたはコオニタビラコを使用させていただいております」
…はい?
母、目が点。
ヤブタビラコは、葉縁がやや角張っている。
タンポポ亜科に属し、コオニタビラコと似ています。
そして、コオニタビラコは別名としてホトケノザ(仏の座)と言われているキク科の植物。
昔はあぜ道などでよく見かけられていたコオニタビラコですが、今ではほとんどみかけない。
でも、家庭菜園で育てられていたりします。
今のご時世、なかなか用意するのは大変なんだなぁと改めて思いました。
自分で採って食べていた時代があったのを知っているご年配の方からしてみたら、母よりももっと強く時代の流れを感じているのかもしれません。
さて、そんな七草。
土鍋でお粥にしていただきました。
花も食べやすいように、出汁とめんつゆで味付けをしたのですが…受け入れられず。
「苦い!!」と言い冷蔵庫から岩のりを取り出す始末。
こらこら(怒)。
子どもにはまだ“苦み”の良さがわからないかぁ。
母はおいしくいただきました。