【二月の勝者】第97講「十一月の虚栄」を読んで

まるみちゃんのJG受験について一段落して、次は誰にフォーカスが当てられるのか…ドキドキしながら読んだ今週号。

なんと、理衣沙ちゃん!

個人的には気になる生徒(ママ)さんだったので、受験本番に向けてどう掘り下げられていくのか興味津々。
だって、他人事じゃないですから。

*ネタバレになりますので、新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。

桜花ゼミナールに、まるみちゃんのママから「JG受験を応援します」との連絡がはいり、安心する佐倉先生。
黒木先生がニヤリと笑ったのが気になりますが…。

 

「合否を調査書で使用する学校は少ないと思いますよ」と佐倉先生に説明するのですが、その理由に納得。

バタバタの受験時にいちいちみてられないし、昨今では調査書や面接をなくす方向がトレンド。
せいぜい合格後のクラス編成時に参考にする程度と。

さらにそこから、「中学受験で第一志望に受かるのは約3割」の話に。
めっちゃ興味ある!!

その詳しい解説(7割になる隠された「真実」とは!?)は最後まで述べられませんでしたが、「7割」に最も近い生徒がいると…。

それが、理衣沙ちゃん。
まぁ…わかる気がする…。





場面変わって今川家。

帰宅した理衣沙ちゃんから渡された学校のテストは、ほぼ満点。
学校では「いつもテスト100点とってて、頭いい」とみられているようです。

でも、同じマンションに住んでいる同年代の女の子&母親が、理衣沙ちゃんに何かと因縁をつけてきて…。
塾での最下位クラスについてもからかわれます。

「受験勉強のことなんか何も知らないくせに!なんで学校のテストで70点みたいなやつらにあんなこと言われなきゃならないの?」と家で号泣。

 

理衣沙ちゃんの物言いもダメだけど、その同級生はもっとダメだね(怒)。

中学受験は学校の授業とは別物なので、理衣沙ちゃんの気持ちもよくわかります。
ママさんが有名校にこだわっていた理由がわかりました(こだわりすぎている気もするけど…)。

 

で、入試も近いことから週末に吉女の過去問をやると宣言するママ。

それに対して理衣沙ちゃんは「さすがにもう吉女はちょっと…」と。

おっ!
理衣沙ちゃんの方がわかってる。

 

でも、ママは「あなたは本当はできる子なの!まだ本気をだしてないだけ!そろそろ理衣沙の本気、みせてちょうだい!」とバッサリ。

過去問の合格最低点を取るまで何度も何度もやることを言いつけます。

 

…もう、理衣沙ちゃんの表情が(オロオロ)。

理衣沙ちゃんの気持ちがないがしろにされていて、ママの気持ちが暴走してる…まぁ、ママの気持ちもわからないでもないけど…アカン方向に向かっているのだけはわかる。

 

で、理衣沙ちゃん、桜花に行く前に本屋さんで過去問を立ち読み。
そこに過去問を買いに来た加藤匠君がきて、慌てて去っていきます。

吉女の過去問がずれていた事からも、吉女の過去問をみていて?
もしかして、答え!?

答えを丸暗記しようとしてた!?
それはダメだぞ!!
でも、あのママの剣幕じゃ、やりかねないかなぁ…。

そんな予想をする母に花は「その手があったか☆」と…。
こらこら(怒)

 

ちなみに匠君は、1巻で「受験やめます」と言った時にみせてもらった海上中学の過去問についても買っておいてとママに言づけて塾へと向かいます。

それを聞いたママさん、「聞き間違えだよ~、こんな60越えの準御三家なんて」と棚に戻してしまいます。

 

コラコラ。
ちゃんと買わないと!!

理衣沙ちゃんママとえらい対極に感じる。

匠君はすごいなぁと思います。
花にも匠君を見習ってほしい…く~っ!

 

理衣沙ちゃんはどうなってしまうのか?
ママさんの意識は変えられるのか?

黒木先生がどうでるのか、次回が楽しみです。

 

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