塾での夕食。
「この中で公立受けるやつ、いる?」と、島津くんたち男子が公立の調査書の話で盛り上がります。
「都立中は優等生が受かりやすいんだよ」なんて話に、島津くん同様に「マジか!?」と母も叫びます。
まぁ…我が家は公立は受けないけど…。
*ネタバレになりますので、新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。
報告書の話を聞きつけたまるみちゃん。
「報告書が必要な学校って…どこもそんな感じで合格に関係してくるものなの?」とおそるおそる訊ねます。
「都立は超関係あるけど、私立は出席日数をみる程度じゃない?」との馬場君の答えに、「ありがとう」とその場を去るまるみちゃん。
そんなまるみちゃんの姿に、「Ωなのにうるさくない女子っているんだな」と島津くん。
後ろで聞いていた花恋ちゃんに、しばかれます。
島津くんって最初は超嫌なキャラだったけど、お父さんとの事が一段落して、超天然系キャラになってる(笑)。
翌日。
他の生徒に会わないように、早い時間に家を出て学校に向かうまるみちゃん。
向かう先は保健室です。
先生が持ってきてくれた課題をこなし、保健の先生と一緒に食べる給食。
「大丈夫。夜にはママのおいしいお弁当と、楽しいごはんの時間があるから…」と、自分に言い聞かせながら…。
一方、まるみちゃんママは担任の先生と面談。
そのきっかけは、黒木先生との面談からでした。
合格判定20%からJG受験を辞めると言うも、「柴田さんは諦めるべきではないと考えます」と却下(?)する黒木。
その理由は、たった半年で偏差値を10も上げるというすごいことをやってのけたから。
基礎を勤勉にコツコツと積み重ねた生徒は、その基礎を応用する感覚をつかんで急激な伸びを見せる。
「今のまるみさんは、可能性の塊です!」と力説。
そんな黒木の話からJG受験撤退をもう少し考えてみるというものの、調査書の件での不安が残っています。
その事を伝えると、「一度、学校の先生に出席日数がどうなっているのかご確認いただけますか?」と。
そして、先生との面談。
教室には来れていないけれども、保健室には登校しているので「出席」扱いになっていると聞きホッと一安心。
だけれども、各教科の「成績」では、いくらテストの点数が良くても最高評価の3は付けられないと。
その事実に、まるみちゃんママは真っ青です。
そうなんだ!?って感じです。
でも、Ωの馬場君も「私立は出席日数を見る程度」と言ってたし…。
JGは都立設定だったのかな?
私立じゃないのかな?
もしも都立を受ける場合ならショックも大きくなります。
調査書について、もう少し調べておかないといけないなと思いました。
「私立だから~」とあまり注目していませんでした。
反省です。