四谷大塚主催の学校参観。
参加可能なところに申し込んでいってきたわけですが、その最後の学校見学は湘南学園。
前日に湘南白百合学園も見学していましたが、その手前にあるといった感じ。
最寄り駅は小田急「鵠沼」駅から徒歩8分。
江ノ島電鉄「鵠沼」駅から徒歩8分。
今回は、小田急から。
閑静な住宅街の中にある湘南学園
駅から降りると、ちょっとした商店街。
踏切を渡って、閑静な住宅地をてくてく。
周りは戸建てなり。
平坦な道を歩いていくと、湘南学園の校舎が見えました。
入り口には案内の先生が待機されていました。
説明会の会場はそこまで大きな部屋ではなく、3人掛けのテーブルの両端に資料とコップ付きのお茶が。
1家庭1テーブル。
・学校パンフレット
・部活動紹介パンフレット
・ESDだより
・大学合格件数(現役、浪人)
この日は天気が悪く、大雨予報も出てきたからでしょうか。
参加人数は30名前後かな?
意外と少なかったです。
ちなみに、土曜日という事からも、お子さんも一緒に参加されているご家庭も。
生徒・教師・保護者が一体化している感が強い!
そして始まる説明会。
四谷大塚の担当の先生からお話があり、次いで校長先生。
校長先生のお話では、湘南学園がどうやってできたのか、その創業時から始まりました。
それというのも、湘南学園の今現在の教育理念がその当時に形作られたから。
一言でいえば、生徒主体の学校。
生徒が中心になって進めていく。
なんでも多数決で決めるのではなく、皆が納得した形でやろうと。
大人はそのサポート役ですと。
また、環境や現代の社会についての考察?にも力をいれており、学校の勉強はもちろん社会で皆で支えあって生きる事などを学び、実践している姿勢が見て取れました。
こうした環境で育った子は、社会に出ても強いだろうなと思ったりして。
校長先生の話の後は、司会の先生からパンフレットを基にした説明。
ときおり、YouTubeで公開されている湘南学園の動画も交えて。
特に印象的だったのが、ESDについて。
学校独自の教育への取り組みで、ユネスコスクールのネットワークに参加していること。
ちなみに、湘南学園のホームページトップにある動画や写真は、生徒さんが中心になって作り選んだものなので、良かったら最後まで見てくださいねと。
ちなみに、資料で必ずチェックする部活動。
場所的にでしょうか。
「ライフセービング愛好会」なんてのも!?
活動場所は、学園内と片瀬西浜海岸。
片瀬西浜海岸は、ライフセービング発祥の地なんだそうです。
もちろん、入試についてのお話もあり。
横浜女学院と似たようなシステムがあるのに、ちょっとびっくししました。
とはいえ、横浜女学院より制限はあり?
国算の最高点を採用し、上位5名を優遇判定すると。
これの適用には、複数回の受験が必須となるようです。
ちなみに、理社の適用はなし。
先生からの説明が終わると、今度は質疑応答。
とはいえ、皆の前ではなかなか質問できないでしょうという事から、グループに分かれ、そこに先生が一人ついての質問タイム。
カリタス女子中でもそうでしたが、こじんまりとしたグループだと質問もしやすいもの。
遠慮なく質問させていただきました。
(せっかく先生がついて下さっているので、質問しないのも申し訳ないし…)
その後は、いよいよ校内案内。
先生はチェンジしたうえで、質問グループに分かれて校内を見て回ります。
最初に向かったのは屋上にある運動場。
数名の生徒さんが活動している中、屋上からの眺めを堪能。
津波などの自然災害時には、ここが一番高い場所になるのだとか。
つまりは、避難場所。
次に校内を探索するのですが、この日は天気が悪いこともあり、なんだか廊下全体が暗い…。
打ちっぱなしのコンクリート造り?の建物で、照明が天井に埋め込み型の丸いやつ?なので、窓がない部分は暗く感じられました。
トイレや図書館(図書館はスリッパに履き替えでした)、廊下に張り出された発表物などを見て回り、最後はカフェテラスに。
こちらのカフェテラスは、子どもたちに安心食材で食べさせてあげたいという保護者の提案からできた場所らしく、業者ではなく保護者が運営しているとか!?
購買でお弁当を注文することもできますが、こちらのカフェテラスでも食事が可能。
子どもたち、そして保護者の方の憩いの場所になっているようです。
カフェテラスで解散した後は、そのまま帰路に。
印象としては、生徒たちで作りあげていく自主性の高い学校。
また、女子よりも男子に人気が高そう。
文化祭もにぎやかに、生徒による創意工夫がされているようなので、是非見学してみたいものです。