【二月の勝者】第95講「十一月の忍耐」を読んで

まるみちゃんママと黒木先生の一騎打ち!
読んでいるこちらも緊張です!

*ここから先はネタバレです。
新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。

「待つことが大事」と説く黒木先生。
戸惑うまるみちゃんママ。
その気持ち、わかります。

「何もしないで、ただびたすら待つ」と言う黒木先生ですが、まるみちゃんママは「今でなくてもいつでもできるじゃないですか!」と反論。

それに対して「いつまで?」と切り返す黒木先生。

いつまで足元にある小石をどけてあげるつもりですかと、読んでいる母の耳にも痛い言葉です。
まるみちゃんママ何も言えず。

 

「まるみさんに今後、どのようになってほしいのですか?」という問いかける黒木先生。

「最終的には自立した人間に…」と答えるも、自立した人間は一度も転ばずになれるわけがないとバッサリ。
転ぶ経験も必要だという黒木先生と、それは“今”ではないと引かないまるみちゃんママ。

いつも優しく、何もいわないような感じがするママさんですが、今回ばかりは引きません。
いつになく表情も険しい。

それでも黒木先生は、「中学受験塾講師として断言します。“待つ”ことこそが、この時期の親の一番大事な仕事だ、と」と冷静に告げます。

 

黒木先生の言う事もわかるんですけど!

それが出来たら苦労しないっていうか…どちらかというと、我が家もまるみちゃんママの傾向がある(?)ので、ママさんの気持ちがすっごいよくわかる。

頭ではわかっているけど、実際は難しい…。

 

納得できないまま面談が終了。
いつも通り塾の迎えに行った際に、まるみちゃんがジュリちゃんと算数の小テストの見直しをしているところを見かけます。

半分の点数しか取れていないことに、「やっぱり志望校のランクダウンを説得しなきゃ…」と再び思うママ。

とはいえ、なかなか言い出だせない。

待つことの辛さにたまらなくなっていると、ふいにまるみちゃんが塾での食事(夕食)について楽しそうに話しはじめます。

結局、その日は志望校にいては何も言えず。

 

まるみちゃんが寝た後、パパに「志望校を変更したほうがいいっては変わりないから…」とため息をつきつつ話すまるみちゃんママ。

パパは「学校の事(給食で何を食べたのか)は覚えてないのに、塾でのことは覚えている。それってすごくいいことなんじゃないの?」と、結論を今出さなくても、今は待ってみるのがいいのではと穏やかに言います。

でも、まるみちゃんのママは「それじゃ尚更、落ちたらつらいじゃない!お友達と離れ離れになったら…」とますます不安に。

 

きゃー!?
これは、変なスパイラルに入っちゃたよ。
今は何を言っても無理そうな気がする…

しかし、お友達とって…それは流石に…ちょっと過保護では…?

と思ったのは母だけか?
出会いと別れがあるのが人生だからね。

 

一方、まるみちゃんもベットの中で考えるのは、JGを諦めたくないという気持ち。

起きてテキストを開くも、「違う…こういう事じゃない…」と、今自分にできることを考えます。

 

うーわー!!

まるみちゃんの本気度と、ママの心配度。
次号、どのような行動に出るのか気になります!

 

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