【二月の勝者】第87講「十一月の混迷」を読んで

フェニックスオープン速報結果を受け、各家庭の対応が描かれている今週話。

花恋ちゃんのところは、桜陰合格判定50%。
「上がったじゃん!特に国語」と驚くママに、「まぁね」といつもながらの女王様。

でも、パパから1月下旬に帰ってくるというメッセージに涙がぽろぽろ。
やっぱりまだまだ小学生ですね(ほっこり)。

*ネタバレになりますので、新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。

島津くんのほうは、開成合格判定40%。
他はB判定とA判定で、おばあちゃんお喜び。

「どっちにしろ全然足りないってことだよ。だから今はやる事は決まってて」という島津君に、ママが「無茶はダメよ!」とすかさずストップをかけます。

 

…が、島津君は「オレ、自分でも今までないくらい楽しく勉強できてるんだ。同じ目標の友達がいるから!」と笑顔。

その笑顔に「いいね…そういうの」とママも笑顔に。

島津君がいい方向に行ってます!!

 





ジュリちゃんの方は、女子学院合格判定40%。
落ち込み中。

でも、国語の漢字と熟語がパーフェクトという結果に笑顔になります。
まるみちゃんと一緒に特訓した成果が出ています。

 

そのまるみちゃんはというと、女子学院合格判定20%。
落ち込んで部屋にこもってしまいます。

さすがにママもパパも、「20%の確率じゃ無謀すぎる…」と、志望校を変えた方がいいのかもしれないと思案。

 

一週間後。

桜花ゼミナールでは、11月の模試…渋谷大崎・帝都圏・フェニックスの全ての模試の結果が出た事で、先生方の会議です。

Aクラスでは第一志望を変えたいという相談が数件。
早米田実業を熱望する伊達くん両親は泣いていたと…。

Rクラスでも相談が数件あり、動揺しているものの第二志望以降をしっかり固める方向に。

ただ、大内さんと今川さんからは、相談も面談も連絡もなし。
その事に、考える様子の黒木先生。

そこに、まるみちゃんママがアポなし面談に訪れます。

 

黒木先生と別部屋に向かうまるみちゃんママ。
その様子に、「アポなしで来るお母さまじゃなかったですよね。それだけ動揺されているのかも…」と心配顔の面々。

でも、フェニの模試結果はともかく渋谷大崎の結果はすごかったという佐倉先生。
「見そびれてた!」と慌てて開く他の先生ですが、その結果に驚愕します。

偏差値59。
吉祥寺女子の合格判定が50%。

「準御三家で50%って…そうそう届かない」と桂先生。

算数の答案用紙から、「丁寧に基礎を固めたな。これだけ基礎力がついてりゃ、後はどうやって応用に生かすか…」と分析。

「これは、『間に合う』…か?」という橘先生の言葉に、皆、興奮が隠し切れません。

 

一方、フェニックスでは灰谷先生が暗い表情。

陸斗君の麻布合格判定80%に、「まずいぞ…」と。

 

何が“まずい”の!?
合格判定80%でまずいって言われたら、その下はどうなるの!?

その理由を是非とも知りたい。

しかし…テストの名前が…渋谷大崎・帝都圏・フェニックス。
これって四谷大塚・首都圏模試・サピックス…。

四谷大塚のテストを受けている身としては、よりリアルに感じます。
来年の11月の模試が怖いです。

 

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