最後に、入試までの家庭勉強について。
ズバリ、国語強化を指示されました。
ちなみに、面談を担当してくれた先生は算数の先生。
「花さんが第1志望に挙げる学校は、国語が肝なんです。合不合判定テストでは合格ラインにあるけれども、国語を得意とする生徒さんが受ける学校なので、今のままじゃ太刀打ちできません!」
ががーん!
予想以上の言われっぷりに、流石の母もショック。
そこまで言う!?
確かにね、過去問をやっていても、国語以外の全ての教科で「これ、国語?」って思える内容なので、否定はしませんよ。
母も「そうじゃないかなぁ~」とは思っていましたよ(泣)。
「花さん、国語に苦手意識をお持ちですよね」という先生の言葉に、激しくうなずく母。
「本人も国語が苦手を思っているようですが、苦手科目ではないんです」
と、思いもよらぬ言葉。
きょとんとする母に、先生は最近のテスト結果から単元を数値化したデータを見せてくれました。
国語の記述部分を指し示すと、
「花さんは、国語が苦手じゃないんです。国語が苦手なお子さんは、記述が書けません!」
確かに記述は「下手な鉄砲 数うちゃ当たる」で、何かしら書くようにしています。
4年か5年の保護者会で、国語担当の先生が「記述はパーフェクトは難しいです。部分点を取るようにしてください!」と言ってましたし。
記述が書けていることは良いということなんだろうけど…では、何がダメなの!?
「花さんは国語が苦手ではなく、点数が取れないから苦手なんです!」
…………………………
…………………………
…………………………はい?
母、すぐには反応できませんでした。
いや、まぁ、おっしゃる通りなんだけど…
あれ?
んん?
解釈に困る(汗)。
その後、国語への取り組み方を熱く語ってくださりました。
先ほどの名言(迷言?)はスルーして、「なるほど~」とメモする母。
算数・理科・社会についてもアドバイスをいただき、とにかく過去問をやり込んでくださいと。
国語以外はあっさり。
面談が終わり校舎から出たら、さっそく花に電話です。
先生から国語が今の状態では厳しい事を伝えると、「えっ!?」と絶句。
思いがけない言葉にショック?
先生の言葉だから重いしね。
この事で、最近、緩くなっている気持ちを気を引き締めてくれるといいのですが…。
ついでに先生からの国語のアドバイスを伝え、「この通りにやって、国語がなんもかわらなかったら先生に抗議していいよ」と母。
もう本番まで残り少ないから、先生をダシに使わせていただきます(笑)。
母の本気の口調に「わかった!国語の成績が上がらなかったら、先生に文句言う!」と元気に答える花でした。