学校&塾の宿題への取り組みは、将来のスキルになる

花が通う公立小学校は、宿題の量が少ないです。
5分で終わります。

逆に、塾に通い始めたら、塾の授業ペースに合わせないといけないので、学校の宿題が少ないのはとても嬉しい。
どうかこのまま宿題の量を増やさず、少ない量のままでいてほしい…。

そんな風に思っていたところ、小学生(6年生)の先輩ママと話をする機会があり、学校の宿題と塾の宿題について話が盛り上がったのでした。

まだ、塾デビューしたての我が家からしてみると、とても参考になります!

 

その先輩ママの話では…

・毎日たくさんの塾の宿題に追われて、学校の宿題まで手が回らない

・塾でへとへとに疲れているから、次の日に学校を休むことも。

・子ども本人は学校の授業がおもしろくい事からも、塾を優先させてしまいがち。

・学校生活をおろそかにしているようで不安。

…って感じで、悩まれていました。




やっぱり宿題の両立も難しくなってくるんですね~。

学習指導要綱の改定にともない、小学校の宿題量は昔よりも増えていると聞きます(現学年の学校の宿題量をみると、そうは思えないのだけれども…)。

塾によっては宿題の量が膨大になっているところもあるので、受験生の宿題事情は年々厳しくなってきていると言えます。

ですから、宿題に関しては、いかに効率的に時間を使ってやるか…といった意識を子ども自身が持たないと、厳しいのかもしれません。

 

ただその姿勢は、受験を乗り越えた時に、その先にまで役立つスキルになっていくはず。

1日の時間は限られていますから、どうすれば早く終わらせられるのか…時間の使い方を考えさせ、工夫させるチャンスにもなります。

ということは、できれば早い学年から身につけていけるように、低学年では親からの声掛けは必須。

 

また、宿題以外で出た悩み…「学校の授業がおもしろくい」には自分もわかるような気がしないでもない。

ただ、それは仕方がないこと。
先生のせいではありません。

それは勉強の仕方のが違うからだと思うし、中学受験ではどんどん先に勉強を進めてしまいます。

学校の授業は復習として大事な時間になりますが、それを「つまらない」と感じてしまうのは、きっとその子がしっかりと基本をしっかりと理解しているからでしょう。
悪いことじゃないけど、本人からしてみたら大変な問題です。

 

「次の日に学校を休むことも」なんて、花にも当てはまる様になりそうで怖い。
なにせ、通塾時間が片道40~50分ほどです。

受験を考えると学校よりも塾を優先し、オーバーワークになっている日は休ませてあげてもいいんじゃないとも思ってしまう。

でも、それと同じくらい、受験勉強のために学校を休ませるのはいかがなものか…とも思う。

う~ん、ジレンマ。

 

その先輩ママさんの悩む姿が、数年後の自分に重なって見えたのは気のせいではないはず。

今回、先輩ママさんとお話して、学校と塾の宿題を両立させることは受験生にとっては大きな課題の一つである事を痛感しました。
お弁当で悩んでいる場合じゃない!

 

ちなみに…

先輩ママのお子さんが通っている塾に相談したところ、先生から言われたのが…

・宿題量が多いときは、やりくりできなくて当たり前。

・学習指導要綱が改定された2010年4月以降は、大幅に宿題が増えている傾向にある。

・学校の宿題の中には、時間がかかるものばかりで得られるものがほとんどない、苦行のような宿題もある。
(同じ漢字を30回書くとか)

・学校によっては塾を敵対視している先生もいる。

・塾と学校ではどちらを優先したいのか、お子さんと納得するまで考え、選ぶ。

…といった事を話されたそうです。

気になる「塾と学校ではどちらを優先したいのか」については、お子さんが塾を優先したいという考えであれば、「学校の宿題は親が可能な限りお手伝いしてもいいのでは」と。

要は、絶対に取り組むべき学習、問題を取捨選択するのが大事だという事でした。
確かに、「これ、意味ある?」って宿題もありますね。

 

花の場合、今はまだ宿題の量は少量です。
でも、学年が上がればどうなるのかはわかりません。

以前、宿題代行業という宿題をやってくれるサービスがニュースで紹介されていましたが、今ならこれを利用する親御さんやお子さんの気持ちがわかるような気がします。
難しい問題です。

 

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