昔、パパが読んでいた「週刊ヤングジャンプ」。
それに連載中の「キングダム」。
連載開始から購入しなくなるまで読んでいましたが、とてもおもしろい累計発行部数3,600万部超えの中華歴史漫画です。
絵はちょっと苦手なのですが、内容がすばらしい。
歴史好きじゃなくても、そのストーリーはどんどん読めるでしょう。
そんな「キングダム」が、実写版映画として公開されるとして、にわかに活気ずいてきています。
主人公・信を演じるのは、山崎賢人さん。
ぴったりだなぁ~というのが第一印象。
戦争で身寄りをなくした孤児で、幼馴染で親友の漂とともに「天下の大将軍になる」と夢見ています。
親友の漂、そしてうり二つの秦王の若き王であり後の始皇帝・えい政には吉沢亮さん。
他にも…
美しき山界の王・楊端和に、長澤まさみさん。
鳥を模した蓑を被る山民族の末えい・河了貂に橋本環奈さん。
秦の六大将軍のひとり・王騎に大沢たかおさん。
王騎の副官・騰に要潤さん。
えい政の異母兄弟で反乱を起こす成きょうに本郷奏多さん。
昌文君の副官であり、えい政に忠義を尽くす壁に満島真之介さん。
えい政に忠義に尽くす第一の側近・昌文君に高嶋政宏さん。
もう…
もう…
豪華すぎます!!
本編映像がかっこよすぎる!!
「キングダム」の舞台は、紀元前245年。
春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
歴史の授業ではお馴染みの国ですね。
戦争孤児の信(主人公・山崎賢人さん)と親友の漂(吉沢亮さん)は、いつか武勲をたてて大将軍になることを夢見て剣術の鍛錬に励んでいました。
そんなある日、漂が王都の大臣である昌文君(高嶋政宏さん)によって王宮に召し上げられます。
若き王・えい政の影武者になるんですね。
で、王都で王の弟になる成きょう(本郷奏多さん)がクーデターを勃発!
影武者の漂が致命傷を負ってしまいますが、なんとか信の元にたどり着き、えい政のいる場所に行くように伝えて息絶えてしまいます。
信は漂から渡された剣と地図を手に、えい政の元に。
後の始皇帝となるえい政と出会い、「天下の大将軍」という夢を胸に戦場に繰り出してゆくのです。
…っていうのが、大体のあらすじ。
原作のストーリーが、映画ではどのようにまとめるのか?
楽しみだわぁ~
現在、単行本51巻まで刊行されており、2013年には第17回手塚治虫文化賞においてマンガ大賞を受賞するほど。
その実写版として、来年2019年4月19日から全国東宝系にて公開されます。
監督は、「GANTZ」や「図書館戦争」「デスノート」「BLEACH」などを手掛けた佐藤信介さん。
これはもう、期待を裏切らない内容になりそうです!!
「キングダム」は、中国の歴史を学ぶのに最適なマンガ。
また、主人公が底辺から己の才覚のみでのし上がっていく成長ドラマでもあります。
登場人物はどれも個性的で、己の信じる道を突き進む魅力が満載。
彼らの生や死が、教科書からはわからないリアルな歴史を感じさせます。
20代から40代を中心に人気で、テレビ番組「アメトーーク!」でも「キングダム芸人」として取り上げられたこともあり。
久しぶりに読みたくなった!
来年の映画公開前に、最新刊まで読んで勉強しておかなくちゃいけませんな。
…ってことで、さっそくTUTAYAで1巻をレンタル。
1巻では、えい政の身代わりになって漂が死んでしまい、信とえい政が合流。
漂の意思を胸にえい政と共に、昌文君との合流地点まで行くところが描かれていました。
どのキャラクターも味があり、信と漂を下僕のように扱っていた(特に信)、身を寄せていた家の家族でさえ、別れるときはちょっといい奴に変わっていました。
漂が死んでしまい荒れ狂う信に、その家の子供が激怒します。
今、お前がやることはなんだ!
漂から託された意思をつぐことだろ!!
も~…
胸が熱くなりましたわ!!
「キングダム」って、脇役もみんな人間味が濃い!
だから面白いんですね。
続きが気になるので、しばらくTUTAYA詣でになりそうです。