受験ストレスからくる異変に要注意

最近、勉強内容が難しくなってきました。

花はできないとむくれるタイプで、なだめすかすのが大変。
しまいにはママも切れるので悪循環。

ただ、最初からできるわけではないので、
「最初はできなくてあたりまえ」
と繰り返し言い続け、できるようになると
「あんだけ頑張って繰り返しやり続けたからできるようになったんだよ」
と褒めます。

なんとかかんとか乗り越えてやっているわけですが、その中でも一つ注意していることがあります。

それは、口や爪を噛んだり、頭を激しくかきむしるなどの行為がみられないかどうかです。

たまにならいいのですが、常習化して癖になってしまう時は要注意と、先輩ママから聞いていたからです。
いわゆる、受験勉強のストレスの表れている行為だからとか。

 

中学受験は、子どもにかかる負荷が大きく、かなりのストレスになります。

最近の受験は年々、取り組み時期を早くしないと厳しくなってきており、4年生ぐらいから手をつけないと間に合わないと、期間も長く重圧度も高くなっているからです。

 




 

でも、受験を始める4年生というと、魔のギャングエイジ世代

ギャングエイジの特徴としては、グループを作って群れで行動することが多い。
わゆる、仲間意識が強くなる時代。

年齢や家の近さ、習い事、好きなものなどで自然と集まるようになり、仲間内だけの秘密なども共有するようになります。

友達との連帯感を持つことを覚えるんですね。
これまでは親に依存していましたが、この年代から次第に自分たちで作ったグループにはまり込むようになります。
いわゆる自立。

そうした時期に受験が入るわけですが、友達と時間を共有することができずに次の成長段階に進んでしまう子もでてきます。
仲間に入ることを知らずに、外にいることを覚えてしまうんですね。

確かに、最近の花を見ているとそれを実感します。
だからこそ、今後の塾通いなどで受験勉強で忙しくなってしまったとき、友達との関係が心配です。

まぁ、中学受験という大変な事をするのに、あれもこれもと欲張ってしまってはダメなのかな…とも思うのですが、親ばかだから思ってしまうのは仕方がない。

 

先日、中学受験を終えたお友達ママのお子さん(現中2)に、小学校時代の思い出を聞いたとき、首をかしげて、
「勉強した思い出しかない」
と、ちょっと寂しそうに言ったのがとても記憶に残っています。

まぁ、この子は御三家に進んでいるので、他のお子さんよりもかなり厳しく勉強をしていたようですから、中学受験をするお子さんの皆が皆、そうした思いを持つようになるとは限りませんが…。

花は、習い事が出来る範囲での学校を狙っているので大丈夫だとは思うのですが…。
無理のない、花のレベルにあった学校を選ぶつもりです。

 

中学受験勉強はいずれにしろ精神的に過酷なもの。
それが強くなると、爪を噛んだりむしったり、頭を強くかいてしまうといった行動に表れてしまうこともあるとの事。
この行動はチック症状に近く、その始まりの症状にもなるそうです。

あまりにもひどい場合は、一度、診療機関に相談する必要がでてくるでしょう。
また、場合によっては中学受験自体を考え直すことも視野にいれておかないといけません。

中学受験を考え直すというのは、ただ単にやめるという事ではなく、メリットとデメリットを見直して、どれほどのストレスまでなら頑張れるのかなど…子どもの状態や性格をみながら、総合的に判断するということ。

今は、花にはそうした兆候はみられませんが、今後の勉強次第ではわかりません。
花にとって有意義な受験になるように、これから厳しくなる受験勉強中は、注意して様子を見ていかないといけないなぁ。
甘いかもしれないけど、辛い受験にはしたくないですから。

 

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