ついに迎えた卒業式。
コロナ禍ですが、無事に終えることができました。
母の場合、卒業式の時にわんわん泣いたことを覚えています。
仲良しのお友達と撮った写真では、目がうっすらと赤い。
今生の別れのような雰囲気でした。
が、中学校は隣。
皆一緒に持ち上がり。
あれだけわんわん泣いて別れを惜しんだのに、数週間後には中学校で「おはよー」。
今思うと、ある意味コントです。
どんだけ雰囲気に流されているんだと(笑)。
さて、花さんの卒業式。
コロナ禍ということで、来賓祝辞はなく、校長先生のお話と卒業式授与、歌で終了しました。
これだけ聞くとあっさりすぐに終わりそうですが、一人一人に渡すものだから、全員に配るのに1時間半と結構なお時間が…。
ちなみに、毎年起こる「袴か?スーツか?」問題。
その答えは、(花が通う学校では)女子の1割ほどが袴でした。
ちなみに、学校側のスタンスは「できれば袴はやめてね」。
お願いのお便りが2回も出ていたほど。
壇上から降りる際に転げ落ちてしまわないか、ヒヤリとした場面もあったので、学校側が警戒するのもわかるような気がしました。
圧倒的に多いのは制服風スーツで、次にボレロタイプ。
「卒業証書を受け取るときにお辞儀するから、スカート丈は短いほうがいいよ」と聞いていたので、長めのタイプをチョイス。
確かにその通りでした。
母は涙もろいので雰囲気に負けて泣くかなぁと思い、ハンカチを2枚用意していました。
職場の方にも「泣くよ~」と言われていたのですが…現実はシビアでした。
寒さとお尻の痛さで感動どころじゃない。
体育館内は始まる前には暖房が効いていたのですが、式典が始まると消されてしまい…冷え冷え~。
どこかしら窓も開いている。
コロナ禍だから仕方がないとはいえ…さ、寒い。
体育館の底冷えは半端ない。
足元からじわじわとくるのがつらい。
しかも、この日は久しぶりに寒い日だったので、シャレにならないくらいに冷える。
なんで暖房消すのよ~と恨み節です。
涙じゃなくて鼻水が出て、マスクの下が大変。
しかも、椅子がとても硬くて…お尻が痛い。
さながら苦行のようで…思わず時計をちらちらとみてしまっていたのはしょうがない。
そして、式典終了後。
お尻の痛さから解放されたら、今度は寒空の下で約50分待機。
歯がガチガチ鳴って、うまくしゃべれない…(泣き)。
卒業式ってこんなに辛いものだっけ!?
やっとの子供たちが出てきたら、その後は皆で写真撮影。
アイドルの撮影会みたいでした。
皆さん、必死にカメラを抱えてあっちにこっちにと…さながら戦場カメラマン!
母はヘタレなので安全地帯に避難し荷物持ち。
父に戦っていただきました(笑)。
次から次へとグループが誕生&解散し…無限ループかい。
隙をみて校門にいっても、別のお友達と会うや校内に逆戻り!
帰れない~(涙)。
女子はすごい!!
なんとか終わり帰る頃には、足と手の感覚がなくなっていました。
ちなみに、花が通う学校では1割ほどが私立中学に進学します。
また、引っ越しで別の学区に行くお友達も。
母が子供の頃はわんわん泣いていましたが、花はケロリとした様子。
今は携帯で簡単に連絡が取れるので、そこまでお別れ感はないようでした。
ついに小学校を卒業。
いよいよ半月後には中学校の入学式です。
入学者説明会から1ヵ月ちょい。
はるか昔のことのように思えます。
体操服は届きましたが、制服はまだです。
来週あたりに届く予定。
だいぶ興奮も冷めている様子の花。
中学には知り合いは一人もいません。
ちゃんとやっていけるのか…不安なのは母だけかな?