宝暦3年(1753年)の建築物。
敷地内には世田谷区立郷土資料館もあります。
また、1月と12月の15&16日に世田谷名物のぼろ市が開催されることでも有名ですね。
いかにも歴史を感じさせる表門。
ここから入ることはできません。
隣の駐車場から入ります。
入場料は無料ですが、入館時間や閉館日には注意が必要です。
寛永10年(1633年)に、彦根藩の井伊家が世田谷を拝領。
その際に、元吉良家の家臣だった大場氏が代官として任命され、
明治4年(1871年)の廃藩置県まで統治の拠点となっていました。
近くには、大場氏がかつて仕えていた吉良家の本拠地世田谷城が。
(現在は、豪徳寺付近に城址公園があり)
表門、主屋は江戸時代中期の建築物で、都内初の住宅建築物。
そのため、重要文化財に指定されています。
さらに、大名領の代官屋敷としては都内では他にないことからも、都指定史跡にもなっています。
主屋は茅葺木造平屋建て。
式台・玄間・次の間・役所の間・代官居間・切腹の間・名主の詰所などが、当時の面影を残した形で保存されています。
また、時代劇でおなじみの「お白州」といった珍しい史跡も。
今度は、ぼろ市が行われている時に行ってみたいものです。
でも、めちゃくちゃ混んでいるんだろうなぁ~…。