世界遺産!日本初の官営模範製糸場「富岡製糸場」を見学

世界遺産の一つ、富岡製糸場に行ってきました!

お盆ということで連日4,000人近い人が来場。
ということで、かなりの混雑を覚悟!

でも、1日中いるわけではないので、そこまで混雑を感じるほどでもなし?

それよりも、晴れ間の強烈な日差しと暑さの方がきつかった!
全身汗だくになってしまい大変でした。

その後は台風の影響で雨が降ったりやんだりしましたが、まだ雨の方がマシ!?

 

まずはガイドツアーに申し込み

富岡製糸場へのメインストリート入り口の横にある駐車場(駐車料金は20分100円でした)に車を停めると、通りに沿っててくてく。
すぐにメディアでお馴染みの赤茶色のレンガの建物の姿がみえてきました。

すでに開館していることからも、チケット売り場に行列はなし。
待つことなく購入。

富岡製糸場を見学するにあたっては、解説員によるガイドツアー(有料)を聴いたほうがわかりやすいという話なので、まずはガイドツアーの申し込みに。

ガイドツアーについては、入り口から離れた場所にありました。
東置繭所(ひがしおきまゆしょ)を右に行って、社宅の前にテントがありますので、そちらで申し込みます。

料金は中学生以下100円、大人200円とプチプライス!
30分間隔で出発しています。
ガイドツアーとは別に音声ガイド(200円)の貸し出しもあり。

ちなみに、ちかくにはお富さんの人形が置かれた写真ポイントがあり!
待ち時間にパシャリとな。

また、ガイドさんが「あっちに桑畑があるよ」と教えていただき見に。
飼育・展示している蚕の餌として育てているのだとか。

美味しそうな桑の葉でした。大人の背丈ほどの高さにびっくり。

 

時間になると、チケットとトランシーバー?みたいな機械と交換。
イヤホンからガイドさんの声が聞こえるので、離れていても大丈夫。
1グループ、20~30名ほどで回りました。
たまに他のガイドツアーの団体とぶつかることもあり、場所的には狭く感じることも…。

人が多いから仕方がないですが、自分たちだけで回っていたら絶対に見落としたであろう箇所や、貴重なお話が聞けてよかったです。
ガイドツアーで見聞きした知識を基に、富岡製糸場をより深く見学できました。
知っているのと知らないのでは、見方も大きく変わるのでお勧めです!

ただ…お盆の時期はめちゃくちゃ暑い!

ガイドツアーは団体で回りますし、人も多いので日傘は遠慮しておいたほうが無難。
帽子と扇子(もしくはうちわ)が必需品です。

 




 

国宝・東繭倉庫!2階が限定公開

富岡製糸場といえば、こちらの東繭倉庫(東置繭所)。
木の骨組みに煉瓦を積み重ねる「木骨煉瓦造」作りでも有名で、ガイドツアーでも詳しく解説。

美しいフランス積みにほれぼれ。

真ん中から入り、左右から倉庫に入れるようになっています。

現在は、右側は土産品の販売や資料の展示。

奥の方には、富岡製糸工場の事がわかる映像コーナーが。20分ほどですが、とても観やすい内容。

左側はシルク製品の販売や、座繰りやフランス式繰糸器の展示(実演もやっているよう)とあり、奥が特別イベント会場になっています。

右側は、当時の様子が伝わる注意書き。後ろにあるエレベーターに乗るなと。
ズラリと並んだ問題。パンフレットや見学で見聞きしたことを思い出しながら回答。

この日は「キッズ検定」なるものがおこなわれていました。

選択式の回答を書き込み、最後に住所と名前を書いて箱に。
後で結果が送られてくるようです。

問題は初級・中級・上級とあり。
ガイドツアーさんの説明と、となりの会場での映像、これまでの見学で見聞きしたこと、パンフレットからわかる問題ばかりです。

また、嬉しい事に非公開だった2階が期間限定で公開されていました!

 

富岡製糸場といえば、繰糸場!

メディアでも、富岡製糸場といえば「ここ!」というぐらいなのが、東繭倉庫の隣にある繰糸場。

こちらの建物は、トラス構造でも有名。
また、入り口のレンガに刻まれている文字も必見です。

入り口横のレンガに、名前が彫られている!
丁度ガイドツアーが3グループ一緒にかぶってしまい、大変な混雑に。半分言ったぐらいのところで行き止まりになり、パネルや映像などがあり。
入り口近くの機会にはビニールカバーがかけられていたけれども、奥のほうはなし。

 

ポール・ブリュナが住んでいた家「ブリュナ館」

富岡製糸場の建設にあたり、明治政府が指導者として抜擢したのが、横浜の商館で生糸の検査をしていたポール・ブリュナ。

ここブリュナ館には、契約満了の1875年(明治8年)まで住んでいました。
それ以降は学び舎として、工女たちの読み書きやそろばん、裁縫や行儀作法を学ぶ場所として活用されていたと。

そして、今は休憩所として使われています。
飲み物やアイス、お土産が販売されています。

屋根の三角窓に注目!ハート形がついています。
エアコンが効いていて涼しい。暑さにやられた体をしばし癒し。

建物内部はだいぶ改造され、ブリュナ氏が住んでいた頃とは違いますが、煉瓦造りの地下室だけは当時のままに近いのだとか。

なんと、その入り口と間取りが床に描かれています。

左が写真、貯蔵庫に使われていたのではと言われていますが、はっきりしたことはわかっていないのだとか。右が地下のある場所を示す間取り。手前のめくれそうな部分が入り口!?

 

国宝!西繭倉庫(西置繭所)&ブリュナエンジン復元機

国宝・西繭倉庫(西置繭所)は現在は工事中の為入れませんでした。
ながーーーい造り。

富岡製糸場の要である、繭から生糸を作る繰糸機の動力源・ブリュナエンジンの復元機の動きを見学できます。

ブリュナエンジンは、ポール・ブリュナがフランスから輸入したものです。

 

乾燥場と鉄水溜(重要文化財)は工事中

残念ながら、乾燥場と鉄水溜は工事中でみれませんでした。

白く覆われているのが乾燥場。右側に少し写っているのが鉄水溜。
煙突だけが見える…。鉄水溜はカバーで覆われているのですが、大きい。

鉄水溜は改修が行われてきた富岡製糸場の中で、唯一残る当時のものだというので見たかったのですが…残念。

直径15.0m 深さは最深部で2.4m。
約400tもの水を溜めることができたというのですから、かなり大きい。
覆われていますが、その大きさが伝わってきます。

 

なかなかの広さをもつ富岡製糸場。
クイズや映像など、楽しく学習できるようになっています。
個人的には、世界遺産に認定されるだけのことはあるなぁと感じたりして。

ただ、すべての場所でエアコンが効いているわけではないので、暑さ対策は必須!
1時間ほどでしたが、お日様が出たときは暑くて汗ダラダラで大変でした。

ガイドツアーで学習したら、今度は自分の足であちこちを見学。
かなり詳しくなりました。

見学したら、今度は花が楽しみにしている体験と、母が楽しみにしているお土産です(続く)。

 

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“世界遺産!日本初の官営模範製糸場「富岡製糸場」を見学” への2件の返信

  1. 我が家もお盆の少し前に富岡製糸場に行ってきましたが、ガイドツアーに参加すると、また得るものが大きそうですね!
    今回はあまり滞在時間がとれずに参加できませんでしたが、そのうち今工事中の所も見学できるようになった頃にでも、是非参加してみたいです。

    キッズ検定、自信満々で教えた答えが間違ってたり(まさか機会が日産だとは!)、親も密かに楽しんでしまいました。

    1. tomokoさん、こんにちは!

      ガイドツアーは超おすすめです!
      ただ、外で同じ場所にいる時間が長いので、暑い日は地獄です…(汗)。

      キッズ検定も良い企画ですよね~。
      親子で本気でチャレンジしていました(笑)。

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