中学受験必須のメンタル管理!緊張&予測不能な事態への対応&対策

冬休み。
演算問題集への取り掛かりに力を入れるように、花に声掛けをする日々。

流石に学校がないので、いつもは「多くないですか!?」と異議を唱える花も、(今のところは)しぶしぶながらも取り掛かかっています。

来月は初めてのクラス分けテストもあるわけですし、冬休みは是非とも頑張ってもらいたいもの。

また、もうじき入試本番です。
花が受けるわけじゃないですが、こちらも本番を想定して、慌てないように落ち着いて行動できるように準備のリサーチに力が入ります。

6年生のお母さんほどではないですが、数年後に控える私もドキドキ。
その動向が気になるわけです。

今の時点でこんなにドキドキしているんだから、いざ受験年になったときにはどうなってしまうのか…本当に怖い。
豆腐メンタルな私は、花に余計なプレッシャーを与えてしまいそうで恐いです。

 

中学受験は、「間違いなく合格する」と太鼓判を押されているような子でも、精神的な影響から残念な結果になってしまうこともあります。

なぜなら、中学受験に挑戦する子どもたちは、まだ情緒が安定しないからです。
中学受験は、学力だけでなく精神面も大きく影響することは避けられないのです。

高校受験や大学受験を受ける年齢というのは、それなりに自分の意志を持ち、精神的にも鍛えられてきています。
ところが、第二次思春期前の11~12歳の子供というのは、態度こそ一人前ですが精神的にはまだまだ幼い段階。
塾や両親のサポートが必須なことからも、その違いがわかります。

 




 

中学受験は、自分の人生でも大きく影響を与える分岐点にもなりえる一大イベント。
勝負でもあるわけですから、心が動揺したリ緊張してしまうのは当然の事です。

入試当日に、緊張していない子なんてほぼなし。
極度の緊張で腹痛や鼻血を出してしまう子もいるほど。

もしも、それがテスト中に起こってしまえば大変です。
中学3年や高校3年といった年齢であれば、「トイレに行かせてください」と試験官に対して適切な対応を求めることができるでしょうが、小学生ではなかなか厳しい。
パニックになってしまう可能性が大。

対応できたとしても、問題への集中力が低下してしまう事は避けられません。
こうした不測の事態については、事前にしっかりと親の方でレクチャーし、心積もりを持っていた方がいいのかもしれませんね。

 

緊張を和らげる薬があればいいのですが、残念ながらそんな便利な薬はありません。
なので、代わりに100メートルダッシュをやっておくといいとか!?

100メートルを全力で走ると、心拍数が挙がってドキドキします。
でも、時間が経つと心拍数が下がります。

「どんなに緊張しても、これ以上ドキドキすることはない。少しすれば落ち着くからね」と、暗示をかけるのだとか。
意外と効果があると聞くので、ちょっとやってみたいものです。

ただし!

普段、あまり体を動かしていない状態でダッシュをすると、転んでけがをする恐れもあります。

ですから、普段からちょっと走るなどの運動をしておく事必須。
それに、体を動かすことは脳を活性化させることにもなるので、勉強の準備運動として習慣化させてしまってもいいですね。

 

親の普段の対応も注意が必要。

「次のテストで良い点を取らないと、志望校は難しいかも」とか「また計算ミス?」といった一言が、子どもに大きなプレッシャーを与え、自信を失わせてしまいます。

テストで点数が取れないとき、親の過度のプレッシャーが重荷になって実力がはっきできなかった…なんてこともあるそうなので、なるべく言動はポジティブにしたいもの。

「こんな問題が解けるなんてすごいね」とか「この調子でやっていこう」とか、できないところばかりに目を向けるのではなく、できるところにも目を向け褒めるようにします。
それが、気持ちよく勉強できる雰囲気をつくり、緊張しても大丈夫と思えるようになるのだとか。

 

また、女子が気を付けたい事態も!
それは、生理。

小学校中学年から高学年に入る頃、女の子では生理が始まったりといった話がチラホラとでてきます。
生理時は程度の差はあれど腹痛に悩まされることが多く、ひどい痛みで薬を服用せざるを得ないこともあります。

必要な事とはいえ、大人でもうんざり、げんなりしてしまう毎月の恒例行事ですから、まだ年端もいかない子供にとってはなかなか辛いもの。
特に入試本番時にぶつかってしまうと、精神的にも不安を感じてしまいます。

今の時代では、初潮が始まるのは早くて小学4~5年生。
早い段階で始まっているのであれば、ある程度の予測はできますが、入試本番前に初潮を迎えてしまうとちょっと大変。

嘘かホントかはわかりませんが、入試という緊張感が引き金になってしまうこともあるのだとか。
ただ、いつ初潮が来てもおかしくない時期であることは確かなので、入試前までにまだ始まっていない場合は注意したいもの。

生理による腹痛で体調が悪くなり、入試本番で実力を発揮できなかった…なんて子もいるそうですから、そうならないように事前知識はしっかりと親子で確認。
常にナプキンと痛み止め薬を常備です!

そして、入試直前による初潮の始まりに対して、親が動揺するのはNG!

「よりによってこんな時に!」なんて親が動揺してしまうと、子どもにも大きく影響を与えるのだそうです。
ただでさえびっくりしているのに、親が動揺することで「大変なことになってしまった」と受けるショックも倍増。

この場合、笑顔で「おめでとう」と声掛け。
生理は女の子の体にとって大事ですから、「入試前にくるなんて縁起がいいね」と、ポジティブに捉えられる暗示に変えてもいいそうです。

 

ちなみに、すでに生理が始まっているお子さんで入試とかぶりそうなときは、ピルや注射で月経の時期をコントロールするなどの策を講じる場合もあるのだとか。
この場合、産婦人科に相談する必要があります。

また、基本として生理痛の痛みを緩和する薬を産婦人科で処方してもらったりも。
市販薬もあるので、日ごろから痛みが強い場合は持っていた方が、いざというときに安心ですね。
使う使わないではなく、持っている事で精神的にも安心できます。
ある意味、お守り!?

 

中学受験は親子の受験。
「いっそ自分が受けたいと」と思うほど、そのプレッシャーは半端ないです。

これまで頑張ってきた努力をいかんなく発揮できるように、入試直前のこの時期は、子どもの健康管理とメンタル面を大事に考えていきたいものです。

今のうちから、緊張に強く立ち向かえるように、親子でレッスンかな!?
もしもの事態を知る、そして対策を講じておくだけでも、精神的にかなり違ってくるのではないでしょうか。

 

にほんブログ村 受験ブログへ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です