今年の中学入試の合格発表がぞくぞくと発表され、4月から通う学校が判明してきている6年生。
3~5年生は新しいカリキュラムがはじまり、特に3年生は慣れるのに一生懸命。
小学高学年は、どの学年も2月は毎日が熱いです!
そんな今週末は、建国記念日である2月11日が月曜日となり三連休。
首都圏の受験生である6年生には特別な日です。
なぜなら、2月11日は東京の私立中高一貫校に合格された生徒さんの、入学許可が正式に決まる日なのだから!
さらに、一部の学校では繰り上げ合格なるものも発動される日。
そんな大きな動きがある日なんですから、受験生にとっては特別な日ともいえますね。
2月11日は、首都圏の各私立中高一貫で一斉に合格者向けの説明会が開催されます。
多くの学校で、合格した際に合格証を渡し、合格者向けの説明会で入学許可証が授与されるといったシステムを採用しています。
ですから、この合格者向けの説明会への出席は絶対。
なぜなら、これに出席することで入学が許可されるから。
つまり、入学者本人が必ず出席しなければならず、欠席することはイコール入学を辞退するという事になるから!
季節的にもインフルエンザが心配されますし、急な入院などもあるかもしれない。
そうした、どうしても出席できな理由がある場合は学校側に連絡して、指示を仰ぐことが必要となります。
合格者自身が100%出席しないといけないこの説明会を欠席すると、合格証をもらっていても入学許可が下りなくなってしまいます。
説明会に参加することで、はじめて「合格=入学」が確定するんですね。
お~!!
この合格者向けの説明会への生徒参加は、学校側からすると、始めて正式な入学者数が確定する日となります。
一人の受験生が3~6校ほどの入試を受け、合格する学校もあれば不合格となる学校もあります。
いくつ合格するかは子どもによって異なりますが、その中から選ぶのは1校のみ。
ということは、後の合格校の席は空くことになります。
そうしたことからも、おおくの学校が募集定員よりも多い数の合格者数を出しています。
そして、合格者向けの説明会に参加した生徒数から、今年度の本当の入学希望者が判明。
とはいえ、毎年の事なので、大体の数字や流れは把握しているとは思いますが…。
繰り上げ合格者がでるかどうかは、その年や学校によって違いますが、第一志望校に選ばれる人気校では辞退者が少なくほとんどないようです。
逆に、第二志望校として選ばれる学校で発生する可能性がありなんだとか。
合格者向けの説明会で参加人数が募集定員よりも下であったら、繰り上げ合格者を出す学校もあります。
定員が満たないままにする学校もありますので、それは各学校の対応によって異なる事となります。
どういったビジネス姿勢をもっているかで、決まるともいえるのかな…。
では、繰り上げ合格者に対してどのようなアプローチをするのか?
一般的には電話で連絡するとの事。
子どもの一生にもかかわる事であり、たった1点の差で選ばれているわけですから、ここは連絡が取れるまで電話し続けるようです。
繰り上げ合格者へのアプローチについては、2月11日以降に始まり、不合格だと思っていたのに電話がきたとびっくりする家庭も多いと耳にします(そりゃそうだろうな)。
なので、いろんな塾で公開されている学校の合格者数も、増えたり減ったりと変化があり。
ちなみに、関西にいる友人に聞くと、そちらもほとんどが電話で連絡。
共働き家庭が多いのを考慮して、留守電に残してくれていることもあるとか。
留守電に入れて、2~3日は待ってくれるようですが、それも学校によって違うのでなんともいえないと。
もしも繰り上げ合格の電話がきたらと考えた時に不安なのが、「即答しないといけないのか?」という事。
だって、繰り上げ合格の連絡なんて、ほとんどの人が寝耳に水だと思います。
思ってみなかった合格の連絡に嬉しいけれども複雑な心境。
いきなり聞かれても…。
答えが重すぎる。
(((=ω=)))ブルブル
聞くところによると、即答しないといけないことが多いらしいので、事前に追加合格の連絡が来た際にはどうするかをしっかりと話し合っておかないといけませんね。
どう転んでも後悔しないように、しっかりと決断する事が大事。
繰り上げ合格もあるのなら、もしも不合格でも期待して待ちたいものですが、そう簡単にいかないのが中学受験の難しさ。
合格がわかったらすぐに入学金を納めなければいけず、返金はされません。
数十万とかかるだけに、「やっぱりあそこが受かったから…」なんていかないのが辛いところです。
また、子ども自身も、その頃には別の合格した学校への進学する気満々になっているので、「今更合格と言われても…」といった気持ちになりやすい。
入りたくて入りたくてたまらなかった…なんて学校であれば、また違うのでしょうけど。
ほんと、中学受験って厳しいな。