4年生で鍛えたい!算数は「基本+思考力」

春期講習も3日目。

早起き&通勤ラッシュ&仕事でクタクタな母ですが、花は元気いっぱい。
激込みを少しでも避けよう後部車両や各駅電車に乗ろうととする母とは逆に、花は特急に勇敢に乗り込んでいきます。
朝から「各駅VS特急」の親子バトルです。

若いっていいな…。
(=ェ=`;)

昨日は花を待ちながら、先輩ママと小学4年生の勉強について話を咲かせてきました。

ズバリ、受験を終えたママさんから聞く、小4という時期の過ごし方です。
もう、心のメモ必須!

 

私:4年生の時の成績はどうだった?

先輩ママ:上がったり下がったりで、親子で一喜一憂して疲れた。
気にしないようにと暗示をかけていたよね~。

 

私:もしも今、4年生に戻ったら何をする?

先輩ママ:算数!計算とか基本を徹底的にやる!

公文をやっていたからか、算数は最初の頃は大丈夫だったの。
だから、理科とか社会とか暗記物に時間をかけてしまったんだけど、4年後半から算数がガクンと落ちてきちゃって…。

応用問題をやらせたりしていたんだけど、つまずく原因は基本ができていないからでしょ?
基本をやらせればよかったんだけど、これまでの算数の成績がよかったから過信しちゃったんだよね。

しかも、クラスも上だったから親子で油断しているわけよ。
過信しちゃってたからの危機感のなさで、一時期一気に下がったわ!

私:…それ、耳が痛い。
すでに体験済みです。

 

私:クラスの動きはどうだった?

先輩ママ:数人の下のクラスの生徒さんが、4年最後には上のクラスに入ってきたりとかはあったよ。

当たり前だけど、上位クラスは応用問題を中心にやるから、基礎ががっつりできている子にはいいけどできていないと厳しい。
下位クラスは基礎を徹底的にやるから、それをしっかりと取り組んできた生徒さんは伸びるよね。
追い上げてきたお友達ママと話をすると、基本に力を入れていたようだし。

うちは上位クラスに戻れたけど、算数でヒーヒー言い始めた頃には、下位クラスの基礎みっちりがちょっと羨ましかった覚えがある。

 

私:4年生は応用よりも基礎?

先輩ママ:下の子が4年になったら、応用よりも基礎に力をいれるね!

だって、応用なんて5年以降にたくさんやるよ?
6年になったら、それこそ基本に戻っている暇なんてないからね。




 

先輩ママからは「基本が一番!」とのアドバイスを頂き、この日の茶会は終了。

確かに、先生方も基本が大事なことは日頃から強調されています。
応用問題に取り組む前に、まず基礎問題と標準(練習)問題!

ちなみに、基礎問題とは公式や考え方を当てはめれば解ける問題の事。
標準問題は、基礎問題より少し見方を変えて公式や考え方を当てはめて解く問題。

標準問題が解けていない場合は、基礎問題の演算量が少ないという事。
また、標準問題は応用よりも難しいこともあるので、あまり甘く見てはいけないのだとか!?

 

応用問題が解けてないのは、基礎と標準の演算不足だけとは言えません。

応用問題とは、難しい事を説明されたときに理解できる力と、新しい解法を利用して試してみる力が試されるもの。
特に後者は大事。

応用問題が解けるようになるには、基本問題を繰り返し解くだけでなく、納得しながら解いていくのがポイントになります。

また、応用問題は長い説明分を読みながらの状況・条件整理、問われていることは何かを読み取らなければいけないので読解力も必要。

 

つまり、応用問題を解けるようになるには、基礎や標準問題を丁寧に理解しながら解きすすめ、問題の理解力を高めるために読解力も鍛えていくと…。

わかってはいるけれども、なかなか難しい。
「ただ解くだけではダメ!なぜそうなるのか理解しながら」とは口すっぱく言っているのですが、花さんにはなかなか伝わらない。

花の頭の中は「早く終わらせて遊びたい」。

母の言葉の重みに気が付いてくれるようになれば、応用問題も屁の河童になるかな!?

 

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