先日、品川女子学院の夏休みミニ見学会に参加してきました。
品川女子学院の説明会は大変な人気のようで、校舎見学を希望する方(6年生)からの電話も多いとか!?
そのため、教員の勤務を調整して2日間の追加日程(6年生のみ)されたそうです(メールで急きょ連絡&募集していました)。
「毎回、直前になるとキャンセルする方も出ますので、希望日が決まっている方は数日前から予約サイトを見てみてください。
また都合が変わった方は、お手数ですがキャンセルの操作をお願いします。」
…とのお願いからしてもわかる。
「来れなくなっても連絡は不要です」といった対応の学校もある中、問い合わせの電話が多いから、なるべく来れる人を優先したいのだろうなぁ。
さすが人気の品女です。
確認メールの内容がめっちゃ丁寧
品川女子学院の学校説明会は保護者を対象とした内容になっているそうなのですが、夏休みのミニ説明会は受験生も一緒に参加する前提での内容。
校舎見学も含む今回のミニ説明会は、夏休みの間に複数日あり、午前と午後との2回に分けて開催。
予約していた日程が近くなると、品川女子学院から再びの確認メールが。
出席票として予約確認画面を印刷したもの、もしくは受付番号・名前をメモした紙を持ってきてくださいと。
また、丁寧に地図まで添付。
しかも、最寄り駅の北品川駅は各停しか止まらない事、品川駅からは迷いやすいので、歩いてみたい方は帰りをお勧めしますといったコメントまで。
たぶん、迷って遅れる連絡が入るのが少なくないのではないかと思ったりして…。
ただ、地図で見る限りでは、そこまで入り組んだ道ではないと思うのだけれども?
これぞ、東京砂漠?
最後には必ず一言コメントあるのですが、
「そろそろ梅雨明けして暑くなるようですね。熱中症に注意して水分補給をしましょう!」
とか、
「暑い日が続きそうです。体調に気を付けてお越しください。お待ちしております。」
など、ちょっとほんわかする。
この雰囲気が、品女の人気の理由の一つかしらと思ったりして。
最寄り駅の北品川駅
品川女子学院の最寄り駅は、京浜本線「北品川」駅。
各停しか止まらない小さな駅で、品川駅から乗り換えて一駅。
横浜方面からすると、急行系が止まると思われる(あまり使用しないのでよくわからない…)蒲田駅から各停で9駅目とめっちゃくちゃ大変です。
JRで横浜から品川までいって京浜線で引き返すという方法もありますが…面倒に感じてしまったりして(汗)。
一つ手前の駅がこんなにもつらいとは…。
さらにびっくりしたのが、各停の場合は乗車位置が示されていない!
なので、駅のホームでどこで待てばいいのかわからず…。
電車が来ると、近い扉まで行くという、なんとも順番も何もないシステム。
また、品川駅で降りる方がほとんどなので、一つ手前の北品川駅で降りるのが意外と大変でした。
出入口付近に固まっていて降りる人も乗る人も少ないから、降りられなくなるところでした(汗)。
北品川駅からめちゃくちゃ近い
北品川駅を降りると、目の前には第一京浜道路。
学校は目の前にある歩道橋を渡った先にあります。
歩道橋から見える校舎…めっちゃ近い!!
これまで見学した学校の中で一番に駅近!?
少人数での説明会
受付でプリントアウトした参加確認書を提出し、番号が書かれたカードを頂き説明会会場に。
入り口に置かれている資料を手に席に座るのですが、説明会の定番であるアンケート用紙がない!
ノーアンケート!?
2018年11月より新校舎整備中!
始まった説明会では、ほぼDVDによるもの。
生徒さんの生の声や学校生活から、楽しそうな様子が伝わってきます。
人気があるのもわかるなぁといった感じ。
制服もかわいいし♡
DVDはテーマに沿った内容で、留学や文化祭、生徒によるQ&Aなど。
一区切りごとに案内役の先生が簡単に説明。
面白い事に、ほとんどの学校で最後にする校舎見学が中間にあるという驚き。
都会の中にある学校という感じがあり、やはり郊外にある学校とはちょっと違う雰囲気でした。
ちなみに、品川女子学院は現在改修工事中で、すべて新しく生まれ変わるのだとか。
学校運営中にすべての棟を立て直すので、数年という長い時間がかかるそうです。
3つの棟が地下通路や渡り廊下で行き来しやすくなると。
完成予定は2024年9月。
…となると、数年間は工事による影響が気になるところ。
校舎見学をしていても、校舎の古さが際立っていました。
改修工事が終わった後は、ものすごくきれいで最先端な作りになるのでは!?
倍率も上がりそう。
入試説明では今後の学習アドバイスも
校舎見学の後は、再びDVDを見てから入試についての解説。
品女では、3つのパターンの入試があります。
国語・算数・社会・理科の4教科受験。
算数オンリーの1科目受験。
表現力・総合型の4科目受験。
・算数1科目受験では、4科目受験と同じレベル問題ではあるものの合格ラインが高くなっている。
・表現力・総合型の4科目受験では国語力が重要になるので、記述問題などに慣れるようにしておくといい。
・一般の4科目受験では、どの教科もまんべんなく出題されるので、苦手分野はしっかりと理解を深めるようにする。
…などなど、受験生へのアドバイス&メッセージがありがたい。
少しは自覚してくれると嬉しい。
ちなみに、算数1科目受験ではありませんが、実用英語検定取得級による加点制度があるのも注目。
他2つの入試では、3級が10点、準2級が20点、2級が40点、準1級&1級は60点と大きい!
さらに、英語圏でなくても、海外で1年以上小学校に通っていた場合は、同じ点数を全員に一律加点すると。
日本人学校・現地校等は問わないと。
ただ、こちらも算数1科目受験は適用外。
英語の加点については、残念ながら我が家は関係がないのですが、入学手続き後の辞退者の待遇には驚かされました。
入学手続き後に入学辞退を申し出た場合、入学手続き金を全額返金(期日有)にするといった対応を取っているのです。
優しい~!!
(*2019年現在)
最後の入試説明を終え、北品川駅に。
見た感じでは、品川駅方面に流れる方がほとんどでした。
うーん…実際の通学時間ではどうなるのか、乗り換えはもちろん混雑具合を見てみたいもの。
また、建物が全面改装するのは期待感あり。
まだ2年あるので、2020年1月に完成予定の南棟だけでも見てみたいなぁ。
とても活気があってよい感じだったので、今後の倍率の動きが気になるところです。