夏休み前。
夏休みに企画されているイベントに複数申込。
で、当選したのがこちらの最高裁判所の子ども見学会。
同時期に申し込んでいた、水族館のナイトお泊りは抽選に外れてしまっていたので、当選ハガキが届いた時は嬉しかった!
最高裁判所の子ども見学会への申し込みは、ネットではなく往復はがき。
当日、返送された当選ハガキをもって受付です。
最高裁判所の子ども見学会とは?
最高裁判所では一般向けの見学会をおこなっていますが、今回の夏休み子ども見学会は、ちょっと通常の見学会とは異なるとの事。
法廷の見学のほか、裁判体験企画や法服を着用しての記念撮影、各国の法服展示、クイズラリーなど小学生向けの企画内容。
嬉しい事に、参加費は無料です。
各回保護者を含む200人。
定員を超える申込みがあった場合は、抽選になるとの事でした。
最高裁判所は国立劇場の隣!
最高裁判所は地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線の永田町駅。
4番出口からまっすぐ大通りに沿って歩くと、石を積み上げたような白い建物が!
悠然とそびえたつその姿は圧巻。
信号を渡って左手にある南門から入門。
ちなみに、その先には国立劇場。
バレエを観に行ったことが思い出されます。
まるでミニ空港!入念な荷物チェック
エレベーターで1階部分に上がり、パンフレット等を受け取り荷物&身体チェックです。
・最高裁判所見学マップ
・裁判員制度Q&A
・裁判所ナビ
・法廷ガイド
・最高裁判所広報紙「司法の窓」
・裁判員制度ナビゲーション
・見学会の注意事項
荷物は用意されているロッカーに入れることもでき、主に子どもの荷物などを預ける方が多く見られました。
指定された時間内は写真撮影が可能ということで、母は荷物を預けずにそのまま中に。
ただし、カバンの中身は見られます。
空港にあるような金属探知器のゲートをくぐり、荷物を受け取っていったん講堂にて開始まで待ちます。
自由に見学!
講堂では、今回の体験についての簡単な説明が映像で流れており、それをみつつ頂いた資料に目を通したりと。
時間になると司会の方から最高裁判所についてお話があり、次いで見学会について。
写真はこの時点から撮影可能となりますが、ネット上への公開はお控え下さいという説明も。
ですよね。
「それでは、ご自由に見学なさってください」との司会の方の言葉で、一斉に席を立つ参加者。
目指すは、体験ができる3つの小法廷です。
模擬裁判で裁判官!
まず向かったのは、第一小法廷でおこなわれている模擬裁判体験。
裁判官、検察官、弁護人とに分かれて、模擬裁判シナリオを元にセリフを読み上げます。
内容は刑事裁判(第一審)。
小法廷は、テレビドラマなどで見る法廷とは異なり、高級感あふれる内装。
裁判官席は奥のちょっと高いところにあり、それと対面するように左右に検察官席と弁護人席。
仕切りがあって、傍聴人席。
花は裁判官を体験。
セリフを言った後、写真撮影時間を設けてくれるサービスの良さ。
さらに、記念に認定証書をいただきました。
裁判官の黒い服を着用!
次に向かったのは第三小法廷。
法服を着用しての記念撮影。
番号札を渡され、呼ばれるまで傍聴人席で待ちます。
写真を撮るだけなので、意外とすんなり順番が回ってきました。
呼ばれると法廷の内側に入り、用意されていた法服を着用し裁判官席に。
ご丁寧に「夏休み子ども見学会」と書かれているプラカードまで準備されていました。
もちろん、手にもって撮影。
ちなみに、壇上(裁判官席があるところ)からの撮影は不可!
廊下には、世界の法服として、日本はもちろんフランスやドイツ、韓国などの法服が展示されていました。
お国の特徴が出ていておもしろい。
フランスの法服について「それっぽいよね」と花も言うほど。
現役裁判官に質問!
第二小法廷では、現役裁判官による裁判所の紹介。
裁判官や裁判所書記官、家庭裁判所調査官など、裁判所で働く人の仕事の内容や役割についてお話を聴けました。
一通りの説明が終わると傍聴人席から弁護人や検察席の方に入り、裁判官の方に質問タイム。
子どもたちから次々とするどい質問が出ていて、その目の付け所にびっくり感心。
最近の小学生は、ニュースも良く見ているのだなと思うほど。
周囲の小学生のやる気に触発されてのか、花も質問。
め、珍しい!!
丁寧に答えてもらい、嬉しそうにしていました。
建物も素晴らしい
3つの企画を堪能したら、建物を鑑賞しつつ裁判所限定スタンプ!
さらに、大ホールにあるブロンズ像「正義」と「椿咲く丘」の前で記念写真。
「正義」は、圓鍔勝三(えんつばかつぞう)氏(文化勲章受章者、文化功労者、日本芸術院会員)の作品。
ギリシャ神話に出てくる法の女神テミスに由来するものであるといわれ、右手には正邪を断ずる剣を掲げ、左手には衡平を表す秤、を持っています。
椿の花が咲く丘のベンチに男の子と女の子が仲良く座り、そこに鳩が集まってきている風景をあらわした「椿咲く丘」は、富永直樹(とみながなおき)氏の作品。
平和への願いが込められたいるそうです。
最高裁判所の建物は、岡田新一さんをはじめとするチーム。
岡田新一さんは、1969年に実施された公開設計コンペで選ばれた、普通のサラリーマン(鹿島建設の設計部)だったというのですからすごい!
1969年最高裁判所新庁舎の設計競技で最優秀作品にえらばれ、1975年には日本建築学会賞作品賞、1996年に日本芸術院賞、2008年に旭日中綬章と華やかな経歴。
外壁だけでなく内壁もびっしりと分厚い稲田石が使われ、高い天井に開放感ある吹き抜け。
天井の曲線から零れ落ちてくる光。
そそり立つ巨大な壁。
すべてが美しい。
裁判所という品位にあふれたそう厳粛さが感じられます。
稚拙ですが、素晴らしいの一言につきます。
一部工事中でしたが、その迫力はけた違い。
完成した姿、また今回はみれなかった大法廷も見てみたい。
巨大!迫力ある正面玄関
見学時間が終了すると、再びホールに集合。
これで終わりかと思えばそうではなく、現役裁判官二人による質問タイム。
ここでも子供たちからたくさんの質問が飛び交いました。
その後は解散。
入るときは南門からでしたが、帰りは正面玄関から。
見上げるほどの高さで、静かに佇む様子からは、何か迫るような威厳を感じました。
人の姿がちっさく見える!
皆さん、そこかしこで写真撮影です。
とても良い体験をさせていただいた最高裁判所の子ども見学会。
花にとっても良い刺激になったようです。
これをきっかけに、ニュースが身近に感じられるようになるでしょうか。
帰宅後。
刑事ドラマを見たいといったのは想定外でした…。
今年は体調不良で残念ながら参加できませんでしたが、多分これは我が家が好きなイベントの関連イベントでは!
来年こそはと思っているので、もしかしたらどこかでご一緒できるかもしれないですね。
無料の割に、色々楽しめて、夏休みにはなかなかいいですよね。
横浜では、サイエンスなんとかという小学生プログラムがあると聞きましたが、そちらも参加されますか?探してみると、夏休みは色々な企画があって、親もワクワクしてきますよね。
そうなんですよね~。
夏休みはいろいろなイベントがあって、あれもこれもと申し込み作業が大変…。
でも、おっしゃる通りに内容が濃くてとても良い体験ばかり。
親としてはありがたいですよね。
横浜のはサイエンス倶楽部の企画でしょうか?
今年の夏は予定が合わなかったので参加できなかったのですが…
夏休み以外にもイベントをおこなっているので、とてもいいですよ!
ちなみに、こちらは東京にも教室があるので、もしよかったらチェックしてみてくださいね(ゝ∀・)
これは、恐らく我が家でも毎年楽しみにしているイベントの一環で行われているものだと思うのですが、そうであれば、来年どこかでお目にかかれるかもしれないですね♪
今年は残念ながら伺えませんでしたが、このイベント、無料の割に内容が充実していていいですよね。
横浜は、サイエンスなんとかという小学生プログラムがあると聞きましたが、そちらも行かれましたか?
夏休みは色々なイベントがあって、親もワクワクしてきますよね。
我が家は男の子兄弟なので、男の子が喜びそうなイベントばかりですが、女の子が喜びそうなイベントではどんな発見があるのか、興味津々です。