現在、東京国立博物館で絶賛開催中の興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」。
行く前に、ある程度の運慶という人物について理解してほしい。
ということで、小学2年でもわかる本はないかとリサーチ。
結果、朝日新聞が発行していた、週刊誌「まんが日本史」を発見。
ただ、こちらは現在は発行していないのだとか…。
朝日新聞に電話で問い合わせたところ、
「去年までは発行していたんですが、今はもう…」
との事。
うーん…残念
残念だなぁ~と思いながらさらにしつこく調べるのですが、なかなかいいのがない。
行きついたのは「YouTube」。
「YouTube」にて運慶と調べると、意外と多数あります。
テレビでもやってたんですね。
見たかった…。
で、花とみる事1時間。
意外と花の食いつきがよく、実際の展示会場でのレポートなどもあり、なんとなく運慶と言う人がわかってきました。
同時に、それまで仏像にはあまり興味はなかったんですが、その生々しいまでの作品を実際に診てみたくなってきて…親子で仏像に興味津々です。
事前準備もばっちり!
いよいよ東京国立博物館「運慶展」に。
午前中は雨でげんなりしていたのですが、午後にはすっかり青空が広がって清々しいほどでした。
よかった!
時間は15時半過ぎ。
平成館に向かうと、白くて長~いテントの下に4~5列ほどになった長蛇の列が。
係の人が「40分」と書かれたプラカードを持っています。
並んだ後も、続々と人が続いていました。
やっぱり、午後の雨が止んだのを狙ってきている人も多かったのかな?
とはいえ、実際には40分も待たなかったと思います。
大体、20分ほどでしょうか。
意外とあっさり進んでびっくり。
国立博物館のカフェの方が長かったような気がする…。
でも、中は混雑していますので、すんなり入れたからといっても安心できません。
中に入ると、右側にズラリと並んだロッカー。
まずは荷物と上着を預けます。
混雑していることもあり、ゆっくり見るなら身軽の方が絶対にいいです。
100円が必要ですが、後で返ってきますから実質0円のロッカーです。
大変ありがたい!!
企画展は2階で行われており、エスカレーターの前でチケットを渡します。
2階の企画展入り口で音声ガイドが借りられるのですが、これが長蛇の列となっていました。
今回の企画展では、解説が数か所に簡単な形でしか表示されていないので、詳しく知りたい人は借りたほうがいいかもしれません。
会場は第1会場と第2会場とあり。
第1会場は、「第1章 運慶を生んだ系譜ー康慶から運慶へ」と「第2章 運慶の彫刻ーその独創性」。
第2会場は、「第3章 運慶風の展開ー運慶の息子と周辺の仏師」で構成されていました。
場内はたくさんの人だかりですが、意外とすんなり見て回れます。
なぜなら、一部を除いて基本的に仏像が360度ぐるりと見れるからです。
しかも、距離が近い。
仏女の気持ちがちょっとわかるほど、うっとりと見とれてしまいました。
私は四天王立像や十二神将立像に、ゆうは毘沙門天立像に興奮しておりました。
外に出たのは5時過ぎ。
すっかり暗くなっていました。
昼間よりも少ないですが、まだ人だかりが…。
私たちが並んだときは、反対側のテントに沿ってでした。
ちょうど公園内で忍者フェスティバル?が開催されており、おいしそうな屋台がたくさん。
美味しそうな匂いにつられて、夕食代わりに食べて帰宅です。
途中、イルミネーションが施された道を通って、クリスマスが近いことを実感。
歩き疲れた1日ですが、なかなか充実した科学館&博物館めぐりでした。