よーやく12月に入りました、二月の勝者。
今週は、油断しまくりの陸斗くんと灰谷先生。
先週の宣言通り、陸斗君の浮ついた心をバッキバキに折ります。
そして、陸斗君が麻布合格率80%を出したときに「まずいぞ…」といった理由が明かされます。
*ここから先はネタバレのため、新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。
過去問演習で合格者最低点越えを連発した陸斗君。
「まだ2か月も残ってるのに、もうやることなくね?」とお顔の筋肉がゆるっゆる。
ああ…
これは灰谷先生じゃなくてもやばいわと思うぞ。
フェニックスでも、にっこにこで灰谷先生にご報告。
それに対して、「ゆるんでるよ、顔の筋肉。とてもこの時期の受験生とは思えない!」と笑顔で皮肉の灰谷先生。
こわっ…。
算数の間違えた部分を細かく指摘すると、「わかってます。本番ならちゃんと書くけど」と、これまたピノキオ発言の陸斗君。
これに対して灰谷先生は、陸斗君がくんが以前やっていた空手に例えて「試合で練習以上のパフォーマンス、できたこと、ある?」とバッサリ。
ぐうの音もでない陸斗君。
まずはあいさつ代わりにバキッと折った後、やり直しノートの作成と、灰谷先生がピックアップした問題プリント渡します。
「自信ないのかな?」との挑発する灰谷先生に、「さくっと終わらせてきます」とムッとしながらも受け取ります。
ちなみに陸斗君に渡した問題は、「なめくさった心持ち」では解けない問題ばかりなのだとか…。
こわいこわい、灰谷先生の目がこわい…!!
そして、そんな「なめくさった心持ち」で説いた結果は、せいぜい5割。
「大丈夫、陸斗?」と笑顔(!?)の灰谷先生に対して、「ちょっと調子、悪かっただけです」とめっちゃ不機嫌の陸斗君。
陸斗君去りし後、その様子をみていた同僚の先生が「今の激烈感じわるかったですよ」とニヤリ。
今の時期に、自信なくす方向の声掛けについてはどうなのかと問うと、陸斗君のように勘違いして気が緩むタイプは、一度プライドを折っておく必要があると答えます。
確かに、容赦なくバキバキバキっと折ってますね~(ぶるぶる)。
それというのも、過去に80%合格判定をとり、本人も先生も誰もが合格を確信していたのに、本番に実力を十分に出し切れなかった生徒をみているから。
まだ12歳の子どもだという事を忘れてはいけないという、灰谷先生なりの経験からのよう。
うーん…油断しやすいのは花にも当てはまるので、この「ドSプラン(同僚の先生が命名)」は、母もしっかりと頭に入れておこうと思います。
その頃、桜花ゼミナールでも新たな嵐が起ころうとしていました。
大内怜奈ちゃんの首都圏模試の登録がされていないと、慌てる佐倉先生。
数日前からママさんに電話をしているのですが、全くつながらない。
その話に、黒木先生ピンときました!
「わざと別のIDを取り直して、模試の申し込みをして、我々に成績を知られないようにしたのかもしれません」
ガビーン。
そこまでやるんかい。
そんなに不信感があるなら、個別一本に絞った方がよくないだろうか?
そしていよいよ最後の帝都圏模試が始まるわけですが…どうなる!?