2月に発売されるのは小耳に挟んでいましたが、ふらりと立ち寄った本屋さんで発売されているのを発見。
その場で購入。
いよいよ首都圏の受験がスタートした17巻！
読み応えバッチグー！
中学受験を経験している母としては、感情移入が半端ない。
花の時の事と照らし合わせて読んじゃいました。
ちなみに、不合格だった時の反応でいえば、伊達くん的な感じでした。
ほんと、あの表情！
合格だった時の反応は三浦君。
いろんな合格ドラマが展開されていて、特に山本佳苗さんの結果には涙腺崩壊しました。
ネタバレが含まれているので、17巻を楽しみにされている方は、この先はご遠慮ください。
17巻は、
・入試の採点風景（超ハード！？）
・山本さん、武田君、真千音さんの不合格＆合格
・天国から一気に地獄に落とされた加藤君
の3つがメイン。
他、ちょこちょことメインからサブまで結果が出ています。
入試の採点の流れについては、さすが漫画家さんだなと。
読んでいて「へー！」です。
記述問題が多いほど採点に時間がかかって大変だろうなとは思っていましたが、先生方はフル稼働ですね！
受験小話からの～、結果発表！
山本さん、武田君、真千音さんの午前不合格、午後合格がクローズアップされています。
真千音さんは、泣きながら「次こそは！」逆切れ（！？）しているのが、なんとも頼もしい感じでした。
ご両親はそれをなだめるのに大変そうで…不安を感じる暇もなく、別の意味でハラハラしていたのでかえってよかった！？
佳苗さんと武田君は、お母さんの不安や後悔など、さまざまな気持ちが描写されていて…痛いほど気持ちがよくわかる。
武田君の「落ちても平気かと思っていたけど、全然平気じゃない」という言葉が重い。
ちなみに、理依沙ちゃんも不合格で「何これ、全然、平気じゃない」とトイレで一人号泣しています。
理依沙ちゃんママにイラッ。
三人ともなんとか気持ちを整え、明日へのリベンジに。
その前に、午後受験校の合格発表があるわけですが、三人とも合格！
もう、合格を知った時の佳苗さんの号泣に、こちらももらい泣きです。
よかったねー！！と。
これ、漫画ですが、実際にあるわけですからね。
あるある話だし、母も花も同じような不安や恐怖と戦ってきたわけですから、感情移入するなというほうが無理。
ノンフィクションですよ！！
えらいなぁと思ったのは武田君。
「ちゃんと見るよ。だって俺が、自分で受けてきたテストだから」と、今にも泣きそうな不安そうな面持ちで両親と一緒に結果を確認。
手にはしっかりと任天堂スイッチがありましたけど…。
合格が分かった時は狂喜乱舞。
読んでいるこちらもうれしくなりますね。
そして、その次の加藤君が地獄…。
黒木先生の荒療治で別人のようになっちゃったのも怖いけど、合格判定では80％でジャイキリの一人としても注目されていたのにまさかの2連敗。
午後も！？
と、驚愕したけど中学受験あるあるなので、「そんな馬鹿な！？」とは思いません。
ただただ、恐怖です。
中学受験って、「運」にも左右されると聞くけれども、あながち嘘ではないなぁと感じています。
次巻では加藤君の合否も気になりますが、まるみちゃん、ジュリちゃん、花音ちゃんの結果か！？
しかし…
まさか、花の受験前に終わらず、さらに翌年の受験も超えての連載になるとは…思いもよらなかったなぁ。
