【二月の勝者】第110講「十二月の決意」を読んで

保護者会での黒木先生のお話は、マンガとはいえリアルに役立ちました。

今週は、いよいよ最後のテスト結果を基に最終的な受験校を確定していきます。その様子に、我が子と重ね合わせてみたりして。

*この先はネタバレになります。
新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。

保護者会が終了し、最後のテストから各生徒の受験を見定めていきます。

 

まずはRクラス。
こちらは、主に帝都圏模試。

第一志望を諦めようと、一時期は思い悩んでいた山本佳苗さん。
勉強の成果からも、帝都圏模試(12月)で80%。
偏差値も3ポイント上昇。

山本さんのように、第一志望で合格判定80%を出してしまった場合、油断しがちなので気を付けるようにと。
12月の模試は結構な変動があるので、当てにするなとも。

その事に、佳苗さん自身も落ち着いていていい感じ。

こういう子が合格をとるのではなかろうか。

 

逆に第一志望の結果が20%だった浅井さん。
80%取れている学校に変更。

当の本人はケロリとしており、第一志望校変更に「さぞかし残念がるだろう」と考えてたママさんは拍子抜け。
受験あるあるなんだとか。
まぁ、わかる気がする。

なにがなんでも大学付属の武田勇人くんも20%。
第一志望校は撤退決定。

70%と80%判定の学校にチェンジすることにしたものの…本人はどちらでもいいと軽いので、ママさんがどっちを第一にするのか悩み中。

そして、塾と険悪の雰囲気の大内玲奈さん。
こちらは保護者会も欠席。
黒木先生が裏で動いているようで、今後、どう働きかけるのか…気になる。

 

続いてAクラス。
このクラスは四谷大崎のテスト。

米実撤退の伊達智弘くん、お父さんと意見が分かれている田中利休くん、お父さんが女子校希望の大友真千音さんと、それぞれ悩んでいます。

ここで、サッカー少年の三浦佑星くん。
第一志望校は問題なしなのですが、併願に都立中高一貫校が。

この事に、ざわつく黒木先生。
都立受検は特殊なので、島津くんとは違って簡単にはGOサインが出せないようです。

そして、絶賛成績上昇中の電車大好き少年・加藤匠くん。

塾お勧めの海上中は40%だったことから、予定通りの第一志望校(80%)に決定。
入塾当初は考えもしなかった憧れの学校に、ママさんるんるん。

「今回の模試で偏差値が2ポイント近くも下がってびっくりしたけど、塾の先生方には本当に感謝よ」と大喜びです。

これには黒木先生が「偏差値が下がったのに感謝されるとは…申し訳が立たない」と、次の面談は自分が絶対にやると。

なにがなんでも海上中を目指してほしいのかな…。
私が匠君のママでも、同じように思いますけど。

 

最後はΩ。

「なにがなんでもOK」の毛利光くん。
狙っているOK三校とも60%。

以前、桂先生から「1校に絞ったほうがいい」と面談で言われるも「無理!」と頑なに拒否。
家庭教師の先生からも「正直なところ、1校に絞った方がいいですよ」とストップが入ります。

「さすがにそろそろ諦めることじゃないかと」と黒木先生。
いろんな情報網から読んでいるようです。

ちなみに、帰国子女の馬場亜蘭くんは、帰国子女入試ですでに合格。
本命に挑むのみ。

 

女子学院受験組の直江さんは40%、柴田さんは30%。
どちらもこのままチャレンジGO。

特に柴田さんに関しては、たった9カ月で偏差値10上げ。
そのポテンシャルと本人のモチベからも、受験させない理由にはならないと。

すごいよなぁ~。

ツートップの前田花恋さんは桜蔭50%、島津くんは50%。

特に島津君は偏差値が3ポイント上昇しており、十分な睡眠と休息、オーバーワークの整理、必要な学習の取捨選択が功を得たと。

 

そして、島津君と同じ開成を目指す海斗君。
その結果は30%。

「約束は守るよ。僕は開成受験をちゃんと諦める」と元気なく部屋に戻ろうとする海斗君に、ママさんは開成中の生徒募集要項を渡します。

海斗君も、柴田まるみちゃんと同じく偏差値60到達。
あと2点で40%に到達できたと、メキメキ力をつけています。

信じると決めた上杉ママさんの姿に、涙腺崩壊です。

 

さー、最後のテストも終わり。
残り短い受験期間をどのように過ごすのか…今後の展開に注目です。

 

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