【二月の勝者】第108講「十二月の準備」を読んで

陸斗君の話から一転、今週は桜花ゼミナールが舞台。

しかも、最後の帝都圏模試・渋谷大崎模試と終え、成績がすべて出そろった12月中旬。
最後の保護者会です。

*この先はネタバレになりますので、新刊を楽しみにされている方はご遠慮ください。

今週号は入試直前期の心構えや準備などについてで、読んでいるこちらも保護者会に参加しているような?
情報たっぷりの回でした。

 

保護者会の参加者に、子それぞれの第三志望校までの学校の出題傾向レポートと、これまでの模試から分析した得意・苦手分野レポートを配布。

残り少ない日々を、何を優先して勉強すればいいのかがわかる資料に、佐倉先生は「生徒別に準備できるのがすごいですね」と感心。

「大手さんも同じだと思うけど」とサラリと答える橘先生。

 

母も佐倉先生と同様にすごいなぁと感心です。

作中でも「あらためて塾って、勉強を教えるだけじゃなくて、情報や戦略をお金で買うところだわね」と言っていますが、本当にその通りだなぁと思いました。

 




 

で、始まる保護者会でのお話。
最初は、「お守り代わりの学校」については。

受験に「まさか」はつきものなので、心の平穏のためにも用意しておくこと。
本命と同じくらいに、しっかりと準備を進めておきましょうと。

 

ここで、「怖い話」と称して、スタートから思いもよらなかった苦戦を強いられた生徒さんの話が出るのですが、それが本当に怖かった。

考えていなかった学校を受ける事になったのですが、当日に受験していた学校の発表が遅れたこともあり、(急遽受ける事になった受験校の)出願が間に合わなかったと。

黒木先生は「結果がわかる前に申し込みを」と念押しもしていたんですが、まさかの結果に。

 

受験も数万とかかるので、結果が分かってからという気持ちもわかります。

が、受験に関してはお金を惜しまず…は肝に銘じておかないとダメなんだなぁと思いました。

 

次に、WEB出願の注意点についてズラズラズラ~…と解説。
一つ一つが参考になります。

直前期の過ごし方として、決起集会をおこなうことの他、学校を休ませるか問題にも追求。

黒木先生の個人的な考えてとしては、感染症の流行りや対人関係のストレスなどの理由がない限りは、学校はなるべく休ませないで行かせるのがいい。
普段通り、過ごすのが良いと。

前日は体をよく動かして、しっかり寝た子は強い。

 

学校を休むかどうかはよく話題になるので、わざわざ取り上げてくれたのはさすが。

ちなみに、わが家は休まずに行く予定です(今のところは)。

なんてったって、花が行く気まんまん。

母的にも、お友達からの応援があるだろうから、是非ともそれは受けてきてほしい。

「(受験が)終わったら、めいっぱい遊ぶ約束しているの!」なんて言ってますし。

6年生になってから、あれほど「遊ぼー」と誘われていたのがパッタリとなくなったのは、ママさん含めてお友達も花が受験するのを知っているからでしょう。

受験勉強で忙しいだろうからと今は控えてくれているのがありがたいですし、近所で会った時にも「がんばってね」と声を変えてくれるのも嬉しい。

また、お友達から折れないシャープペン(!?)なるものをプレゼントされ、勉強時に愛用していたりと、持つべきものは友的な。

 

そして、まだまだ続く議題。
直前の学習についてもいろいろと。

受験校の頻出問題で弱点があればそれをやったり、自信がつくような気持ちよくできるレベルの問題をチョイスしてくださいと。

受験準備の注意点では、段ボールの切れ端を持っていく話には「おおっ!?確かに」なんて感心。

四谷大塚の先生はもちろんですが、細かい部分については家庭教師の先生にもアドバイスをもらわないとなぁ。

以前、黒木先生が言っていたように「女優」にならないといけないなぁなんて、改めて思ったりして。

 

今週号はここまで。
次回も保護者会の続きで、「受験当日から受験中のことについて」。

めちゃくちゃ気になります!

 

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