先週、国立博物館のショップで一目ぼれした本
「ビーカーくんとそのなかまたち この形にはワケがある!ゆかいな実験器具図鑑」
ビビッときて思わず購入してしまいました。
マンガでわかりやすく紹介している本、大好きです(*✧×✧*)
ビーカーくんとそのなかまたち この形にはワケがある!ゆかいな実験器具図鑑 [ うえたに夫婦 ]
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理科で使う実験器具図鑑なのですが、ほぼすべてにキャラクターとしてその役割を紹介。
ビーカーくんを主役に、その仲間たちを分類ごとに紹介しています。
国立博物館らしいチョイスですね。
「ビーカーくんとそのなかまたち この形にはワケがある!ゆかいな実験器具図鑑」は、2016年7月、株式会社誠文堂新光社から刊行されました。
小学生からお馴染みの、誰もが一度は見たことがあるビーカーを始めとする理科実験道具、さらには隠れた器具まで…トータル130種類の実験道具をキャラクターとして紹介しています。
作者は、奈良県出身の「うえたに夫婦」。
京都のラーメンが大好きで、大手化粧品会社の研究職として勤務しつつ、この本を執筆したのだとか。
イベントやグッズ販売もしているということですから、理科好きには知られた存在なのかな!?
ちなみに、好きな実験器具はビーカーくんらしいです。
理科実験道具をキャラクターにしたきっかけは、奥さんのお手伝いをしていたことから。
作ったアクセサリーなどをフリーマーケットに出品するのを手伝っていたところ、売り手の楽しそうな様子から、自分も作ってみようと。
絵を描くのが得意だったことから、身近な理科実験道具をキャラクターとして作ってみることにしたのだそうです。
数ある理科実験道具の中からビーカーを主役に選んだのは、使用頻度が高かったから。
サイズの種類も豊富だったので、キャラクターを展開しやすいと思ったのだとか。
130種類というたくさんの理科実験道具は、以下のように分類されています。
・ビーカーくんとその親戚
・容れる仲間
・はかる仲間
・流す&洗う仲間
・熱する&冷やす仲間
・観察する仲間
・電気と磁力の仲間
・実験室のサポーター
…と、項目で分けられており、最初にマンガでその働きっぷりを紹介。
各道具が何に使われ、どんな意味を持つのかを解説してくれます。
また、コラム等も途中でちょこちょこはさみ、キャラクター相関図や格付けバトル、用語解説など読んでおもしろくためになるコンテンツもあって読み飽きない。
まさに、理科に親しみ、理解するのに役立つ本といえます。
ちなみに、先日参加した理科実験教室。
豆腐作りでもいくつかの実験器具が使われていたのですが、すかさず花が、
「アルコールランプくんとフタくん、試験管ブラザーズ、試験管ばさみくんがいたよ~」
と。
なんだか親近感たっぷり。
これをきっかけに、より深く知識として身についていくといいな。