電車で通塾。
大変ですが、本人は楽しそう。
「疲れた~」「面倒~」なんて言うことなく、面倒がらずに行っています。
花が住む地域では、ほとんどの子が塾通いで電車を使っているので、いずれ電車通いになるのは覚悟していました。
友達同士でも、どこどこの駅の塾に行っていると話が盛り上がっているほどですから。
ただ、親としては心配。
一人で乗ることもですが、事故などで電車が止まってしまうなどのトラブル時の対応ができるかどうかがかなり不安!
花が電車に乗る日に、電車が止まるなどのトラブルはありませんように…と、日々願っているわけです。
が!
ついに当たりました!
事故で電車が止まってしまったんです。
塾で授業がある間に起こったらしく、終わった後にホームに行くと、足止めされた人たちがホームにわんさか!
一部期間が運行ストップされており、途中までしかいかない!?
ごった返すホームにいられず、とりあえず止まっていた電車の中に。
途中までしか行かないというアナウンスに、帰宅できるかどうか、かなり不安に思ったものです。
一緒にいてよかったと心底思いました。
近年、私立小学校への通学や塾などで電車を利用する子どもが増加しています。
塾への付き添いでは、中学年くらいから一人で電車に乗って行くようになるよう。
こうした子供の電車利用について、教育評論家の尾木ママ(尾木直樹氏)は、「危険な場所や所要時間の事前確認を!」とアドバイスをしています。
実際に塾に通う保護者から得たアンケート調査では、子ども一人での電車利用に不安を感じているという回答が多数。
塾の方でも最寄り駅まで付き添ったり、退塾時間を保護者にメールで伝えるなどの安全配慮はしていますが、電車利用までは把握できません。
尾木ママは、「最初は親が同行して、危険箇所がないか確認。駅から目的地および自宅までの所要時間をチェックする。」と述べています。
さらに、小学生高学年には注意が必要と促しています。
「思春期と呼ばれる年齢で、精神的に親から離れて自立しようとします。
この時期に過干渉にならないように、適度な距離で見守り、子どもを信頼することが大切です。」
難しい年齢に差し掛かる頃なので、これまでとは違う目線での対応力が迫られそうです。
花は現在、絶賛中間反抗期中なので、これを機会に思春期についても考えてしまいます。
また、「もしもの時はどうするのか?」をはっきりと教えておくことも大切。
保護者も先生もいない状態で困ったことがあったら、駅員さんや交番の警察官に助けを求めるように指導。
駅員さんがいる場所、交番の場所を子どもと一緒に確認です。
地震などの緊急時の対処も忘れずに。
いろんな場所で、「もしもここで地震が起きたらどうする?」とシュミレーション。
当然ですが、公共交通機関でのルールもしっかりと教えておかないといけません。
これは、子どもの安全にもつながります。
・ホームや車内では騒がない、ふざけない、走らない
・携帯やスマホなどを見ながら歩かない
・混雑している場所で、前の人を押したり無理やり通ろうとしない
・ぶつかったら「ごめんなさい」
・電車を待つときはきちんと並んで、乗るときは降りる人優先
当たり前の事ですが、意外とできていない子供の姿が目立ちます。
特に仲良し数人が集まると、マナー違反な行為が増えがち。
口をすっぱくしてでも言い聞かせておきたいものです。
そして、交通系ICカード「Suica」や「PASMO」、定期券などの持ち方も注意。
定期入れや、落下防止のためのチェーンや紐をつけて鞄にぶら下げている、ズボンやスカートのベルト通しにフックをつけていたりと、さまざまな持ち方があります。
どの持ち方をするにしても、名前や駅名が見えるようにしてはダメ!
見えないケースやポケットなどにしまっておくのが安心です。
ちなみに、落下防止のためのチェーンや紐は、絡まってしまうことで事故につながることもありますので、その使用にはくれぐれも注意したいものです。
電車での通塾を少しでも把握できるように、電車利用が履歴がわかるサービスも増えています。
子どもが電車の改札口を通過したら、登録した保護者の携帯端末にそれが表示される。
利用駅や通貨時刻、チャージ残額などがわかるので、いつどこで乗ったのかが把握可能と、便利なサービスが広がってきています。
JR東日本子ども見守りサービス「まもレール」JR西日本の見守りサービス「jaico GPS BoT」「sobani(そばに)」。
東急セキュリティ株式会社の「エキッズ」、阪神電車「登下校ミマモルメ」など…サービスが増えてきています。
残念ながら花が使う路線ではないので、今後のサービス拡大に期待したいです!