新年初の連載!
ドラマも始まるし、12日には新刊もでるしで目が離せない「二月の勝者」です。
今週号は、まるみちゃんの話の締めくくり。
号泣です。
志望校のJGは、調査表の提出が必須。
保健室登校のまるみちゃんは、授業に出ていないことから、いくら成績がよくても「3」がもらえません。
その事実に、まるみちゃんママは「JGは諦めなさい」とまるみちゃんに言ってしまいます。
それでも、あきらないまるみちゃんと衝突してしまいます。
ママは黒木先生に相談しますが、
「いつまで足元の小石をどけてあげるのですか?」
「今は『待つ』ことこそが大事です」
と諭されてしまいます。
…と、ここまでが前号。
悩むまるみちゃんママは、北海道で大学生をしているまるみちゃんのお姉ちゃんに相談します。
まるみちゃんにお姉ちゃんがいた事にびっくりです。
さらに、このお姉ちゃんがいいことを言う!
「前は素直に聞いてくれていたのに…今は我が強いというか、お友達と同じ学校に行きたいの一点張りなの」
というまるみちゃんママに、
「むしろ逆だよ!自分の意見を言えるようになった、主張できるようになった。これって成長だよ!」
と、諭すお姉ちゃん。
この言葉にハッとするまるみちゃんママ。
母も同じく。
なんか、花とかぶるところがあって…目からうろこ的な。
さて、一方のまるみちゃんも、「このままではいけない」と思いつつも、外から聞こえる賑やかな子どもたちの声におびえてしまいます。
授業に出ないと「3」がつかない。
あの時に言われたクラスメイトからの心ない言葉を思い出し体が震えるものの、「違う。そんなのウソ。ただの悪口」と、ボロボロと涙を流しながら、こみ上げる吐き気と共に保健室からでるまるみちゃん。
「わたしの夢を…ジュリとの約束を、あきらめるもんか…!負けたくない!」と、必死に向かった先は教室でした。
その事は、まるみちゃんママにも電話で伝えられます。
まるみちゃんが勇気をふりしぼって一歩を踏み出しことに涙。
いつまでも手をつないでいるだけじゃだめだと、「JGの受験、応援する」と迷いが吹っ切れた顔で宣言します。
もう…まるみちゃんの「負けたくない!」という心の叫びと、一歩一歩踏みしめながら歩く姿に、母の涙腺は崩壊です。
読みながら「がんばれー」と応援。
同時に、こんなにも受験に対して一生懸命になれるまるみちゃんがうらやましくも思えました。
花にも、「この学校に絶対に通いたい!」という気持ちになるような、本気で目指せる目標なり夢なりが芽生えるといのになぁ。
まだまだ本気度が低い…。
ちなみに…
軽い気持ちで「花のクラスに不登校のお友達はいるの?」と聞いたら、「いるよ、2人」とあっさり。
はっ?
男の子と女の子の2人で、女の子は初めて同じクラスになった子。
休み時間は本を読んでいたおとなしい女の子で、新学年がスタートしてわりとすぐに来なくなったのだとか。
「何かあったの?」と聞くも、「なんか、嫌なことを言われたみたいで…」とはっきりとは知らない様子の花。
というか、話す間もなく来なくなってしまったので、よくわからないらしい。
まさか花が在籍するクラスでそんなことになっているとは…しらなんだ。
びっくりです。
同じクラスメイトとして、早く登校できるようになるといいな思わずにいられません。
その際には、花達には笑顔で迎えてほしいものです。