お友達の「(中学)受験、辞めた」発言と、このところ緊張感(四谷大塚)がない生活からか、だらけまくりの花。
そんな花の気持ちを、再び前向きにしてくれたのは家庭教師のノーバスの先生でした。
それは先日の指導日の事。
いつもはいそいそと部屋を片付ける花ですが、自室でゴロゴロするばかり。
そろそろいらっしゃるだろうと思った頃に花の部屋にいくと、まさかの昼寝!
叩き起こしたのはいうまでもありません。
こりゃダメだと悟った母は、いらした先生に「実はですね…」と、部屋に行く前にごにょごにょと状況報告。
話を少し聞いただけでピンときたらしく、「あー、ありますよね」的な頷き。
心配いらいないし的に悠然と微笑み花の部屋へと行かれました。
もう、ホント、心強いです。
やはり、経験者は安心感がある。
大学生とはいえ家庭教師だけでなく受験塾での経験、さらには実際に生徒さんを合格させたこともあるので、母よりも経験値は上です。
花の学習面の話だけでなく、精神面でのお話も通じるのはありがたい。
オロオロ(?)するだけの母とは違い、先生の方がどっしりと構えて話を聞いてくださるので助かります。
で、その後を、母がお茶(ペットボトル)を持って追いかけます。
先生が部屋に入ると、ベッドからぴょんと飛び起きる花。
「こんにちは!寝てたの?」と明るい口調で聞く先生に照れ笑い。
お茶を渡すと母はそそくさと退散し、リビングで指導が終わるのを待っていました。
たまに笑い声が聞こえてきくるのにホッ。
そして45分後。
花が勢いよく下に降りてきました。
その目的は、アイス!
その様子は、さきほどの覇気のない顔から脱却しつつある感じでした。
そして、その日の指導が終わった後の花は、表情がすっかり以前のように。
やる気…はともかくとして、受験勉強への姿勢も普段通りに。
やー、先生が気持ちを切り替えてくれたのかな。
ホッと一安心の母です。